TH × JK 【短編】 (ページ34)

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▽もしジョングクが運命の人だったらページ34

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ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙｯ…

「？」

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙｯ

え、私のじゃない。

ふと音のなる方を見ると、隣の席に携帯の忘れ物があった。

「え、どうしよ…」

何となくその携帯を手に取る。画面には“非通知”が映し出されていた。

…持ち主が探してかけてるかもしれないよね？

「…よぼせよ？」

？《あ…よぼせよ、僕その携帯の持ち主なんですけど、、》

「あぁ、はい。！」

？《どこに、ありましたか？》

「えっと、○○カフェっていう…」

？《あ、やっぱりそこか。ごめんなさい、すぐ取りに行くので一瞬預かってもらっててもいいですか？》

「はい。わかりました。」

？《お願いします。》

ﾌﾟﾂｯ

やっぱり…出てよかったな。

その携帯を自席の机の端に置き、持ち主が来るまで待っていた。

.

？「…あの、」

「？」

前を見ると、驚くほどイケメンの男が立っていた。

？「携帯、拾ってくれた方ですか？」

「あ、はいそうです。…これ、」

？「ありがとうございます。」

携帯を渡せば、目尻が垂れるほどに笑みを浮かべた彼。

？「えっと、今財布持ってなくて…今度お礼したいので、連絡先教えて頂けませんか？」

「え、お礼なんて！いいですよ全然。」

？「でも…」

何かを言いかけたが、口を閉じ若干俯いてしまった。

「…どうしました？」

？「…正直言うと、お礼関係なく知りたいんですよね、。」

「へ？」

？「あなたの連絡先。」

「えっ！」

こんなイケメンに言われちゃあ教えるしかないよね。←

「えっと、はい。。いいですよ。、」

？「本当ですが？ありがとうございます！僕チョンジョングクです。」

「あ、カンAです。」

JK「♪」

なんか展開が早すぎて頭が追いつかないけど、こんなイケかわな彼がこんな喜んでたら、もう何でもいいやって思っちゃう。

fin.