TH × JK 【短編】 (ページ14)

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▽...何か、ジョングクがデレデレ。ページ14

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「…？」

現在グクとお出かけ中。

私の隣で満面の笑みのグクが少し気になる。

「…なんでそんなに笑顔なの？笑」

JK「ん、そう？いつものことじゃん？」

なんて言って繋いだ手をブンブンと前後に振る。

…何か、嬉しそ。

「怖いよグク。笑何もないのにそんな笑顔だと周りの人が引くよ？」←

JK「何もなくない！ちゃんと理由が今あるでしょ！」

「え…何。。」

私には見当たらない理由をキョロキョロと探す。

JK「そっちじゃない。」

「？」

そう言われたので今度は後ろを向いて見る。

JK「違うよ。」

今度は前を必死に探す。

JK「違うってば。」

前後左右どの方向を向いても“違う”の一言。

「何もないじゃんか。」

JK「今ここにあるでしょーが。」

「えぇ？」

JK「も～…ホントに鈍感なのかただただパボなのか…。」

「なっ、失礼な。」

そんなこと言われたら正解を探すしかないでしょ。なんて思って、また周りを探してみた。

JK「だーかーら、ここだってば。」

「っ、」

突然グクに頬を包まれ、自分の方向に向けられる。

「ここって…グクしかいないじゃん。」

JK「それが幸せなんでしょ？」

「…へ？」

JK「俺は、Aが隣にいることがすごい幸せなの。だからいつも笑顔なの。」

「……///」

JK「わぁ、ほっぺた真っ赤。笑」

こんな至近距離で言われたら、そりゃ赤くもなるよ。

「もぉ……//」

JK「Aも今幸せでしょ？」

「…うん。」

JK「んふ♪」ﾁｭｯ

「！」

JK「よしっ、じゃあデート再開。」

「ち、ちょっと！」

唇同士が軽く音を立てて離れると、グクはまた私の手をにぎって前に歩き始めた。

…ジョングク氏、もっと周りに気を遣っておくれ。

fin.