【ヒプマイ】俺に飲ませろお前の血【男主】

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帝統は朝方に帰ってきた
また負けたんだとか。

『帝統、これ合鍵
これで入れるだろ』

「おお…！！ありがとな！」

なんかもう同棲してるみたいになってるけど別にいいだろ、

今日はシンジュクか…

──…

『…おーい』

あいつの家の前に行きチャイムを押すと玄関の方に走ってくる音が聞こえた

「兄ちゃん！！」

『相変わらず元気だなぁ』

「兄ちゃんも相変わらず元気ないなぁ」

少し男勝りな部分もある妹は涼。
髪も短く胸はまな板…いや、崖？

でも本人はそれでいいらしい

俺もそこまで胸あるの好きじゃないな

…

家に上がるとすぐに昨日買ったものを渡した

「こっ…こん、こっ…」

『日本語で』

「こんな沢山貰っていいの！？高かったよな…！？」

こいつの好きなアニメや漫画の
クッション、フィギュア、スマホケース、ペン、ストラップ、ポスター
など結構買っていた

『どれがいいか分かんなかったし
金はあるんだからいいかなーって』

「でた金持ち自慢」

『前色々あって賭けてたものが十数倍になって返ってきただけ、金持ちではない』

「それが金持ちなんだろ分けろよ」

『無理だね

てか部屋は今どーなってんのよ』

多分凄いことになってるんだろうなぁ、アニメグッズで
まぁ俺も見てたしな…面白いよなアニメ

部屋を見せてもらえば案の定グッズが沢山
こいつらしい

「兄ちゃん、吸血鬼に狙われたりしてねー？」

『あー、最近かなり』

「ほんと気を付けなね
顔はそこらのモデルよりいいんだし、さらっとイケメン発言やらイケメン行動するんだからさぁ」

『俺のことほんとに好きなんだなぁ』

変わってない、かなり嬉しいんだが…結婚はして欲しい
三つ下だから19か…

…いち兄と同じだ

『俺今日は帰るな、また今度来る』

「ん！ありがとね〜ばいばーい」

『ばいばい』

手を振って外に出る
車…は少し離れた駐車場に止めてんだっけ



「…あっ！」

『あっ…？…あ"っ』


歩いてるとあの金髪兄ちゃんに会いました

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