【ヒプマイ】俺に飲ませろお前の血【男主】

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『…じゃあ今日はありがと〜』

「おー、…もうあの仕事やめろよ、あそこはかなり面倒くせぇからよ」

『分かった、…入間って左馬刻の血ぃ吸ってんの？』

「あー…たまにな。そんな毎日飲ませるわけじゃねえよ」

やっぱり飲んでたかぁ
てか血ってどれも一緒じゃん、鉄の味じゃん、気持ち悪いよな

なんでそんなに飲みたがんだろ

そしてそのあとは左馬刻と別れて家に帰った

新しい職場を見つけようか
…自分で経営してみるか？例えば不動産とか、…は無理だよな

でもまぁしてみたい気持ちはある

『ただいま』

家の中は真っ暗で寝室には帝統が寝ていた
遠慮ってもんが無いよな

…俺も風呂入って寝るかな


───…


昼に目が覚めた
寝室に行くと帝統が居ない

出てったのか

テーブルに目をやれば置き手紙らしきものが置いてあった

"2日間ありがとな！！
多分困ったらまた来るから宜しくな！"

…来るんかい
バイトでもしてギャンブルをやってんのかなぁ
呑気だなあ

…よし、シブヤを散歩しよう

食べ物を買うくらいの金は持ってればいいだろう、
…出発


久しぶりに乱数と話がしたいなぁ

───…

「あーっ！Aじゃん！」

『おっ、乱数〜』

飴村乱数は幼馴染
年は違うけど家が近くてよく俺の面倒を見てくれていた

『…あれ、そっちの誰？』

「有栖川帝統というしがないギャンブラーです」

…有栖川帝統？
えーと…んー？

『有栖川帝統…？あれ、じゃあ家に泊めてたのは…？』

「はは、そんなの嘘ですよ」

『な"っ』

「んははっ、Aでも嘘に引っかかるんだ〜っ」

引っかかるに決まってんだろ、そこまで完璧じゃねえよ

そしてすぐ近くのカフェに3人で入った、それからもあの嘘は続いた

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