検索窓
今日:1 hit、昨日:5 hit、合計:49,359 hit

04 ページ4

++



紫耀とのキス。



突然のことなのに
戸惑いも、驚きもなくて
当たり前のようにストンと
胸に落ちてくる。

前から知っていたみたいに。




俺から離れると無言のまま
立ち上がって浴室から出ていくから
開けられた扉から覗くように見ると
雑にバスタオルを押し付けられる


そこからはもうよく覚えていなくて
気がつくと紫耀に押し倒されるように
ベッドに沈んでいた。




紫耀が相手だったからか
それとも別の理由なのか
男相手だというのに
不思議と怖さはなかった




「.....廉」

「....んんっ!ゃ、」




俺以外に、そういった
経験があるんだなと思うほど
紫耀はあまりにも上手くて
痛みもほとんど感じることはなかった




「...っん、」

「可愛いね」




紫耀の手が頬に触れる。
熱に浮かされてる俺とは反対に
ひんやりとして気持ちいい


手に頬を擦り付けながら
与えられる熱に浮かされる。




紫耀は泣いていた、静かに涙を流して



++

05→←03



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (87 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
299人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:3 | 作成日時:2022年7月18日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。