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紫耀とのキス。
突然のことなのに
戸惑いも、驚きもなくて
当たり前のようにストンと
胸に落ちてくる。
前から知っていたみたいに。
俺から離れると無言のまま
立ち上がって浴室から出ていくから
開けられた扉から覗くように見ると
雑にバスタオルを押し付けられる
そこからはもうよく覚えていなくて
気がつくと紫耀に押し倒されるように
ベッドに沈んでいた。
紫耀が相手だったからか
それとも別の理由なのか
男相手だというのに
不思議と怖さはなかった
「.....廉」
「....んんっ!ゃ、」
俺以外に、そういった
経験があるんだなと思うほど
紫耀はあまりにも上手くて
痛みもほとんど感じることはなかった
「...っん、」
「可愛いね」
紫耀の手が頬に触れる。
熱に浮かされてる俺とは反対に
ひんやりとして気持ちいい
手に頬を擦り付けながら
与えられる熱に浮かされる。
紫耀は泣いていた、静かに涙を流して
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作者名:3 | 作成日時:2022年7月18日 20時