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どんなに追いかけても
紫耀に追いつくことはなくて
いつか絶対見えなくなって、
置いていかれると思っていた



そんな俺の不安は他所に
関西で活動する時間が
どんどん減って
東京で紫耀の横に立っていた




「2人に紹介したい子がいる」




ジャニーズ伝統の舞台で
通し稽古の合間に
社長に揃って呼ばれる


そこで




「この子だよ」

「高橋海人です」




突然の顔合わせに
戸惑う俺らと反対に
瞳を輝かせてる
今よりもずっと幼い
海人と出会った



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作者名:3 | 作成日時:2022年7月18日 20時

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