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STORY98 ページ7

金木「A....!!.ど..うしてここが...れ」

貴女「...兄さん達の後を尾行してた。」

金木「だ、駄目じゃないか!...危ないから逃げろ!!」

貴女「兄さんやられてるのに、見捨てられる訳ないでしょ!」
兄さんの話も聞かず、私はその場を離れない。
鯱「そうか...お主が...タタラが言ってた...。」

貴女「...?」

鯱は首元スレスレにある赫子をしまい、
一歩一歩近づいてきた。


鯱「すまぬ。小娘」

貴女「な...!ウグッ!」

鯱は手刀で私の意識を無くさせた。

私は意識を手放し倒れる。

金木「A...っ!」

鯱「童...この程度でアオギリに楯突こうなど...超笑止!!」

蹂躙された兄さんはどうすることも出来なかった


鯱「おい!例の人混ざりだが殺していいのか?...フン...物好きめ...ナキ!!」


ナキ「あぁん!?」


鯱は田口さんを肩に担ぐ
鯱「用事は済んだ...!帰るぞ!貴様はそこの小娘を連れて来い!」

ナキ「ったく...勝手なジジイだな!
おい!隻眼野郎!次あったらテメェの事ぶっ殺す!あばよ!」

金木「ま、待て...!その子を返せ...!」

ナキはAを担ぎ鯱の後を追ってこの場を去った。




月山「カネキ君...姫君は...」


金木「まただ...また...Aを...クソォ...クソ!!!」

僕は地面を殴って自分の無力さを嘆くしかなかった。


...


ここはどこ?暗いな...


...確かあの時...。


...!!兄さん...?

兄さんはどこに...!



私は真っ暗闇を只管走り続けた。

すると白髪の男の人がこちらに走ってきた。


金木「ーっ!Aっ!」


貴女「兄さん!!」


私は兄さんに抱きつく。



金木「...A...良かった無事で...。」

貴女「...うん、良かった...あれ、兄さん...」

その時兄さんの身体が煙のように、消えかかる。

私は掴もうとするが触ることもできなかった。

私が抱きついたのは幻だったの...?
貴女「いや...兄さん...!...兄さん!!」




...

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- すごい面白いのでこれからも完結まで!頑張ってください! (2018年3月31日 18時) (レス) id: 09905f0f4e (このIDを非表示/違反報告)
バショー - 兄弟愛がすごい…金木君格好いいですよね!更新頑張って下さい! (2018年3月8日 2時) (レス) id: 36dfe0abc8 (このIDを非表示/違反報告)
ニア(プロフ) - http://uranai.nosv.org/u.php/novel/ac0459766f1/ すみませんこちらが新作ですm(_ _)m (2018年2月22日 23時) (レス) id: 81c5eb2d46 (このIDを非表示/違反報告)
ニア(プロフ) - ユキさん» あ、抜けてました。直しときますm(_ _)m (2018年2月22日 0時) (レス) id: cc316e95e6 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - 96抜けてね (2018年2月22日 0時) (レス) id: be020895dc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ニア | 作成日時:2018年2月21日 9時

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