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*
「俺もさっきまで友達と酒飲んでたんすよ」
「え、そうなんですか？余り酔ってるようには見えないです。飲んでもあまり酔わないんですか？」
「いや、逆で気持ち悪くなるんで全然飲まないんですよ」
「へー、そうなんですね。けれど、悪酔いしちゃう方って限度が過ぎてる方とかいますから、飲めない方がいいイメージです」
脳内に即センラが浮かんだ。どんまい。ついでに俺好印象、ラッキー。
あのあと天月を背負って店を出た。本当、意味もなく体を鍛えておいてよかった。
神崎さんは数歩先で扉をあけてくれたりして、まあ要はすごく気が利いていた。はぁもう、さらに好きになる。
「あれ、浦田さんって翔太の家分かりますか？わたし知らなくて」
「分かりますよ、大丈夫です」
「良かった、」
「あの、すいません話変わるんですけど神崎さんの最寄り駅ってどこですか」
「……？えっと、」
言われた駅を頭の中で思い浮かべる。くそ、俺とは2駅違う。
「あ、そこは俺と同じです。良かったら送っていきますよ」
「いえ、それだと浦田さんが遅くなっちゃうので」
「いえいえ、全然大丈夫ですよ。少しは顔を立たせてください」
そう言いながらにこりと笑って見せた。……これで、口説けているのか？よくあるやつをやってはみたが、身の丈にあっていないようでむず痒くなる。
「あ、りがとうございます」
頬を赤らめてる姿を見てやっと小っ恥ずかしい気持ちが落ち着いた。いや可愛すぎるだろ。
***
「あまの家ここです」
「あ、そうなんですね」
あの後も色々なことを喋っていたらあっという間についた。最後の方はもはや引きずっていた、背中の上にいる天月を下ろして家に投げ込む。これで何とかなるだろ。あいつも一応大人だし。
「わざわざ翔太を運んでくださりありがとうございました」
「いえ、全然。……あの、」
心臓のばくばくは最高潮。マジで死ぬんじゃね俺、なんて脳内でふざける。
……なんか、今、言いたくなった。ただの勘なんだけどさ。まあ勢いっていうか。駅で言うなんて公開処刑じゃん？
「あの、神崎さん、俺酒飲んでたんすよ」
「……？はい、そうですね」
「だから、酔っ払いの戯言だと思って聞いて欲しいんですけど、」
「……はい」
言う雰囲気を、作り上げた。もう、逃げられない。いや、逃げない。
息を吸って、目を真っ直ぐ見て、
「一目惚れ、しました。付き合ってください」
***
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紅い猫 - えへへへへ･･･にやける()甘すぎてもう私がお菓子になるレベルですね(は？)私的には海のお話が一番好きでした(全部好きだけど)夢主のお友達と気が合いそう･･･えへへへへへ･･･()更新頑張ってください･･･大好きです･･･(唐突) (2020年8月14日 12時) (
レス) id: ab853c85cf (このIDを非表示/違反報告)
まーかー(プロフ) - 絵怜音さん» 返信ありがとうございます(･´ω`･)あと誤字ってましたwごめんなさい！！またお話楽しみにしてます！！ (2020年8月11日 11時) (レス) id: f217387575 (このIDを非表示/違反報告)
柴イヌ - あー最高です。お二人とも可愛いですね！本当におめでたい！ (2020年8月10日 17時) (レス) id: 525b615957 (このIDを非表示/違反報告)
絵怜音(プロフ) - まーかーさん» コメントありがとうございます！あの2人はかしこまろうと頑張っても数分後には元通りになると思いますw かわいいですよね(･´ω`･)あと、この顔文字とても好きです(･´ω`･) (2020年8月10日 7時) (レス) id: d5db198697 (このIDを非表示/違反報告)
まーかー(プロフ) - ドSカップルシリーズ大好きです！！誕生日でも相変わらずなふたりwめっちゃかわいかった弟子(･´ω`･) (2020年8月9日 23時) (レス) id: f217387575 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：絵怜音 x他1人 | 作成日時：2020年3月18日 20時
