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urt side
天国の月へるぷみ〜
「……なにこれ」
深夜と呼べる時間帯、1人の友達からメールが来ていた。
たぬき何があったの
天国の月えへ
取り敢えず事情を聞くも、てきとーにはぐらかされる。もどかしいしイライラしたから電話をした。
「もしもし？」
『あ、もしもしどなたですかー？』
「さよなら」
スマホを耳から話すと、スピーカーにしているのかと錯覚するほどの大声で謝る声が聞こえた。仕方なく元の位置に戻す。
「……で、なに」
『お酒酔った！歩けない！助けて！』
「なんで酒飲んでんの」
『……高校の同窓会？』
「はてなマークつけんなよ」
『えへへ』
「……まあいいや。そこどこ、迎えに行くから教えて」
そう言うと少し声が遠くなった。『A』という知らない名前が聞こえる。多分同級生だろうな、と考えていると声が戻ってきて場所を告げられた。立ち上がって外へ出る準備を始める。
「今から行くから待ってろ」
『んー、まってます！』
一言言って電話を切る。先程まで坂田と酒を飲んでいたからか頭痛がするのには見て見ぬふりをしてドアを開けた。
***
「あのすみません、このお店の団体客って……」
店員に大部屋の場所を聞く。なかなかいいお店だなぁなんて他人事のように考えながら廊下を歩き、指示された部屋に着く。
「失礼します。天、宮さんっていらっしゃいますか？迎えに来たんですけど」
いつもの癖で天月と呼ばなかったことを褒めて欲しい。ナイス俺。
入口付近の真面目そうな男性に指さされた方向を見ると、女性のとなりでぐでーっとしている姿が見えた。あいつなぁ……
天月に半ば呆れながらも、おそらくずっとそばにいてくれていたのだろう彼女に目を向けた、
「あ、ほらあの人迎えじゃない？……こらひっつかないで離れて。えーじゃなくて、ちょっと翔太！！」
目を、奪われた。
ただでさえ俺は小動物とからかわれる位の心音の速さなのに、それがもっともっと早くなって急死してしまうのではないかと思う。
これ以上見ていたら可笑しくなってしまいそうで目を離したいのに視線を縫い付けられたかのように動かない。あ、あの睫毛瞬きしたら音しそう。
……これからも傍にいてほしい。
初対面の人でそう思えるのは初めてだった。
(何これ、きも)
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紅い猫 - えへへへへ･･･にやける()甘すぎてもう私がお菓子になるレベルですね(は？)私的には海のお話が一番好きでした(全部好きだけど)夢主のお友達と気が合いそう･･･えへへへへへ･･･()更新頑張ってください･･･大好きです･･･(唐突) (2020年8月14日 12時) (
レス) id: ab853c85cf (このIDを非表示/違反報告)
まーかー(プロフ) - 絵怜音さん» 返信ありがとうございます(･´ω`･)あと誤字ってましたwごめんなさい！！またお話楽しみにしてます！！ (2020年8月11日 11時) (レス) id: f217387575 (このIDを非表示/違反報告)
柴イヌ - あー最高です。お二人とも可愛いですね！本当におめでたい！ (2020年8月10日 17時) (レス) id: 525b615957 (このIDを非表示/違反報告)
絵怜音(プロフ) - まーかーさん» コメントありがとうございます！あの2人はかしこまろうと頑張っても数分後には元通りになると思いますw かわいいですよね(･´ω`･)あと、この顔文字とても好きです(･´ω`･) (2020年8月10日 7時) (レス) id: d5db198697 (このIDを非表示/違反報告)
まーかー(プロフ) - ドSカップルシリーズ大好きです！！誕生日でも相変わらずなふたりwめっちゃかわいかった弟子(･´ω`･) (2020年8月9日 23時) (レス) id: f217387575 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：絵怜音 x他1人 | 作成日時：2020年3月18日 20時
