三十四話 二人の想い ページ37
三郎目線
一『みっつ目は_
ないんだ。あいつに関するすべてのデータ、記録が…』
いちにいが重そうに開いた口で言う。
『無い』確かにそう言った。分からない。何も。
二『えっ?』
三『どうゆう事ですか!いちにい!』
一『さっきも言ったように、学校に居た記録が無い。それだけでなく、『A』に関する、すべてのデータが無い。顔、名前、歳、生年月日。そのすべてが、な。』
一『だから、あいつに探りを入れて欲しい。俺は、あいつの事をよく調べる。』
続けてそう言う。いちにいの為になるなら、Aの為になるなら。いや、なりたい。そう思い、返事をした。
三『勿論です。いちにい!』
二郎目線
一『みっつ目は_
ないんだ。あいつに関するすべてのデータ、記録が…』
二『え?』
三『どうゆう事ですか!いちにい!』
ん?ん?
自分の脳をフル回転させるが、ショートするだけだ。本当に分からない。
落ち着いて、整理しよう。Aに関するすべてのデータ、記録が『無い』
整理しても、余計に分からなくなるだけだった。
一『さっきも言ったように、学校に居た記録が無い。それだけでなく、『A』に関する、すべてのデータが無い。顔、名前、歳、生年月日。そのすべてが、な。』
一『だから、あいつに探りを入れて欲しい。俺は、あいつの事をよく調べる。』
三『勿論です!いちにい!』
三郎はそう答えたが、正直話が飲み込めてない。
だけど、にいちゃんや、Aの役に立つなら。
二『わかった。にいちゃん…!』
ちゃんとした話は後で三郎に聞こう。絶対馬鹿にされるけど。
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莉音(プロフ) - 作者の苺大福です…全員が見てるかわからないんですけど、いきなりこの作品を編集出来なくなりました…パスワードも試しましたが、無理でした… (2019年7月26日 21時) (レス) id: 8de3bc8e09 (このIDを非表示/違反報告)
莉音(プロフ) - 文月さん» コメントありがとうございます! (2019年7月19日 18時) (レス) id: 8de3bc8e09 (このIDを非表示/違反報告)
文月 - 銃兎最高でした!更新楽しみです! (2019年7月19日 17時) (レス) id: 68e1d68a19 (このIDを非表示/違反報告)
莉音(プロフ) - ふるぽんさん» ありがとうございます!名前が違いますが、作者の苺大福です!返事遅くなってすみません…コメントありがとうござい!更新頑張ります! (2019年6月1日 15時) (レス) id: 8de3bc8e09 (このIDを非表示/違反報告)
ふるぽん - 凄く面白かったです!更新待ってます! (2019年5月14日 17時) (レス) id: e8ce110650 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:苺大福 | 作成日時:2019年4月9日 22時