検索窓
今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:35,918 hit

三十四話 二人の想い ページ37

三郎目線
一『みっつ目は_





ないんだ。あいつに関するすべてのデータ、記録が…』

いちにいが重そうに開いた口で言う。
『無い』確かにそう言った。分からない。何も。

二『えっ?』

三『どうゆう事ですか!いちにい!』

一『さっきも言ったように、学校に居た記録が無い。それだけでなく、『A』に関する、すべてのデータが無い。顔、名前、歳、生年月日。そのすべてが、な。』

一『だから、あいつに探りを入れて欲しい。俺は、あいつの事をよく調べる。』

続けてそう言う。いちにいの為になるなら、Aの為になるなら。いや、なりたい。そう思い、返事をした。



三『勿論です。いちにい!』




二郎目線
一『みっつ目は_




ないんだ。あいつに関するすべてのデータ、記録が…』

二『え?』

三『どうゆう事ですか!いちにい!』

ん?ん?
自分の脳をフル回転させるが、ショートするだけだ。本当に分からない。

落ち着いて、整理しよう。Aに関するすべてのデータ、記録が『無い』

整理しても、余計に分からなくなるだけだった。

一『さっきも言ったように、学校に居た記録が無い。それだけでなく、『A』に関する、すべてのデータが無い。顔、名前、歳、生年月日。そのすべてが、な。』

一『だから、あいつに探りを入れて欲しい。俺は、あいつの事をよく調べる。』


三『勿論です!いちにい!』

三郎はそう答えたが、正直話が飲み込めてない。

だけど、にいちゃんや、Aの役に立つなら。

二『わかった。にいちゃん…!』

ちゃんとした話は後で三郎に聞こう。絶対馬鹿にされるけど。

三十五話 質問攻め→←三十三話 家族会議



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (34 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
91人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

莉音(プロフ) - 作者の苺大福です…全員が見てるかわからないんですけど、いきなりこの作品を編集出来なくなりました…パスワードも試しましたが、無理でした… (2019年7月26日 21時) (レス) id: 8de3bc8e09 (このIDを非表示/違反報告)
莉音(プロフ) - 文月さん» コメントありがとうございます! (2019年7月19日 18時) (レス) id: 8de3bc8e09 (このIDを非表示/違反報告)
文月 - 銃兎最高でした!更新楽しみです! (2019年7月19日 17時) (レス) id: 68e1d68a19 (このIDを非表示/違反報告)
莉音(プロフ) - ふるぽんさん» ありがとうございます!名前が違いますが、作者の苺大福です!返事遅くなってすみません…コメントありがとうござい!更新頑張ります! (2019年6月1日 15時) (レス) id: 8de3bc8e09 (このIDを非表示/違反報告)
ふるぽん - 凄く面白かったです!更新待ってます! (2019年5月14日 17時) (レス) id: e8ce110650 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:苺大福 | 作成日時:2019年4月9日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。