三十三話 家族会議 ページ36
一郎目線
その後、二郎と三郎が一緒に帰ってきた。
やっぱり、二人一緒に帰ってきたりするところ、仲いいんだよな。
……あの事をAにバレないように話さないといけない。
となると、Aが寝ている間にしたほうがいいな。そう思い、夜ご飯を作りはじめた。
『ん!美味しい!さすが一郎君だね!』
一『はは、ありがとな。』
目の前で笑っている彼女は、何者なのか…
前までは、可愛いとしか思ってなかった。それにしても、本当にA可愛いな。
………………………………………………………
…よし、Aは寝たみたいだな。
二『にいちゃん!今から何の話なの?』
三『低脳!Aが寝てるんだから静かにしろよ。』
一『おい!二人とも、今回は本当に大事な話だ。途中で喧嘩すんなよ。』
二、三『はい…』
ふー、話すか……
一『今回の家族会議は、『A』についてだ。』
二人とも、ピンときていないようだ。
一『俺も、最初は気にして無かったが、おかしな点がいくつもある。』
三郎は分かったようだが、二郎はまだ分かってなさそうだ。
一『ひとつ目は、あの歳で家がない事だ。俺たちみたいに、孤児院に住んでいたのかもしれない。が、13歳で、何の考えもなしで孤児院を出ないと思う。』
二郎は、確かにと頷いている。
一『ふたつ目は、恐らくだが、学校に行っていないんだ。』
三『なぜ、分かるんですか?』
一『調べたんだよ。これは、銃兎さんに手伝ってもらった。中学校にも小学校にも、『森野A』の名前が無かった。』
本当にあいつが何者なのか分からない。
一『みっつ目は_
ないんだ。あいつに関するすべてのデータ、記録が…』
二『えっ?』
三『どうゆう事ですか!いちにい!』
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莉音(プロフ) - 作者の苺大福です…全員が見てるかわからないんですけど、いきなりこの作品を編集出来なくなりました…パスワードも試しましたが、無理でした… (2019年7月26日 21時) (レス) id: 8de3bc8e09 (このIDを非表示/違反報告)
莉音(プロフ) - 文月さん» コメントありがとうございます! (2019年7月19日 18時) (レス) id: 8de3bc8e09 (このIDを非表示/違反報告)
文月 - 銃兎最高でした!更新楽しみです! (2019年7月19日 17時) (レス) id: 68e1d68a19 (このIDを非表示/違反報告)
莉音(プロフ) - ふるぽんさん» ありがとうございます!名前が違いますが、作者の苺大福です!返事遅くなってすみません…コメントありがとうござい!更新頑張ります! (2019年6月1日 15時) (レス) id: 8de3bc8e09 (このIDを非表示/違反報告)
ふるぽん - 凄く面白かったです!更新待ってます! (2019年5月14日 17時) (レス) id: e8ce110650 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:苺大福 | 作成日時:2019年4月9日 22時