今日:4 hit、昨日:7 hit、合計:23,066 hit
小|中|大
. ページ5
.
商店街の小さなアイス屋で、Aは迷わずソーダ味を選んだ。
「匠海はチョコミントやろ?いつもそれやん」
当たり前みたいに言って、俺の分まで取ってくれる。
こういうとこや。
こういう小さな優しさで、毎回胸がやられる。
店を出て歩きながらアイスを食べていたら、Aがちらっとこっちを見た。
「で、そろそろ教えて?匠海、今日変やで」
またその話か…。
冷たいアイスが喉を通るのに、胸の中だけが熱くなる。
「変ちゃうって」
Aはぴたりと立ち止まって、俺の顔を覗き込む。
至近距離すぎて、アイスより冷静になられへん。
「怒った?私なんかした?」
「してへん」
「じゃあなんでそんな顔してるん?」
逃げ場がなくなった。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 167人がお気に入り
設定タグ:INI
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:鈴芽 | 作成日時:2025年11月18日 20時


お気に入り作者に追加

