イタリア。 ページ10
イギリスside
いつものようにグダグダとした世界会議も終わり、みんなはどんどん帰っていった。
会議室に残ったのは俺とスペイン、後片付けをしているドイツとオーストリアと日本、それにくっついて残るイタリアだった。
「あれー?スペイン兄ちゃんとイギリスなんで残ってるのー?」
不思議そうにイタリアが俺らに声をかける。
「あぁ、ちょっと用事があってな。」
「イタちゃんこの間ロマーノが会いたがってたでぇー」
脈絡のない話を突っ込むスペイン。
「え、兄ちゃんがー?…でも兄ちゃんドイツのこと嫌いなんだよね…。俺ドイツ大好きなのに…。」
「イタちゃんと一緒に暮らせんかったん寂しかったんかなぁ…。親分オーストリアと戦った時イタちゃん連れて帰れへんかったしなぁ…。」
昔を思い出して凹むスペインを横目に俺は椅子から腰を上げて言った。
「行くぞスペイン。…アイツが……Aが、きっと待ってる。」
「イギリス、お前もえっらい一途やんなぁ。まぁ親分も人んこと言えへんけどな」
「うるせぇ」
「えー?誰かに会いに行くの?ベッラ?」
「せやで、どえらいべっぴんさんや。」
「いいなぁ…俺もベッラに会いた…「イタリアぁあ!!少しは手伝え!!」ヴェェェ…。ばいばい2人とも…あっドイツぅー待ってよ待ってよぉ」
相変わらずなイタリアに呆れつつ俺とスペインは会議室を出た。
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かみきれ(プロフ) - めっちゃ好きです。作者様、神すぎます! (4月14日 6時) (レス) @page22 id: 1778223a4a (このIDを非表示/違反報告)
キル・桜鬼乱(プロフ) - いぎさん一途ですね(笑)かわいいです (2017年10月27日 22時) (レス) id: 6c90db0fc9 (このIDを非表示/違反報告)
レータ(プロフ) - 若城みやのさん» ありがとうございます!!!めちゃくちゃ嬉しいです(><)まだまだな所沢山ありますが、これからもこの小説をよろしくお願いします! (2017年10月1日 11時) (レス) id: 98a20cbe5d (このIDを非表示/違反報告)
若城みやの(プロフ) - 簡潔に言います。この作品スゲェー好きです (2017年10月1日 1時) (レス) id: aa2eff3fe1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:レータ | 作成日時:2017年9月14日 21時