アーティストの私とアイドルの君 (ページ38)

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『、、なっにするの、、』

樹「、、西島さんと北斗に告白されたなんて聞いてない。」

『だって言ってないし。一々元彼に言うことでもないよ、。』

そう言うとまた一層悲しそうな顔をする。
どうしてそんな顔するの、？

他の女の人と遊ぶくせに。

樹「、、、俺さあ Aの事好きだよ。」

『、、、、え、、？』

樹「すげー好き。ずっと好き。でも他の女と遊んでたのは事実。そういう事だってして来た。でもそれも全部Aが居なくなった所を埋めるために利用してたのかも。」

ああ。聞きたかったはずの樹くんからの好きの言葉
でもどうしてだろう、、

今は聞きたくない。

樹「ごめん。俺馬鹿だね、、ごめん。」

ねえ、そのごめんってなんのごめん？

『、わったしは、、ずっと本当に樹くんが好きで未練タラタラで、、でも、樹くんとは元サヤにはなれない』

きっと、樹くんが女遊び激しいって聞いてない状態でこの場にいたのなら、私は復縁してただろう。

でもやっぱり、分かりきってたことだけど
私の中では樹くんは私だけの人でいて欲しかった。

樹「、、うん。ごめん」

お互いがお互いを好きなのに

お互いがお互いを求めてるのに

恋愛なんて上手くいかないよ本当は。