あれは冬がそろそろ終わり、春を迎える前の季節のことだった。
『なっ…、これは…!!?』
駆けつけた鬼殺隊の隊士が目にしたのは酷く残酷な光景だった。
血を流して倒れている仲間と一人の柱。そして、血の海の中にポツンと立つ少女。
『あ、貴方が…貴方が私達の仲間と氷柱の碓氷様を…!!』
鬼殺隊士が震えながらもその少女に刀を向ける。
『……。』
少女が鬼殺隊士の方にちらりと目線を向けたかと思うと、すぐに外し、何も言わずに刀を鞘におさめる。
そして少女は窓際へと足を進め、しんしんと降る雪をただ静かに見つめていた___
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作者名:柚乃 | 作成日時:2021年9月20日 0時