episode 6 ページ6
そんなこんなで講義が全部終わって、またみんなで駅まで歩く。
帰りの道は、花奈と流星も加わって、楽しい以外の言葉が見つからないぐらいに騒がしい。
大「レポート仕上がる気がせぇへんわ…」
流「俺でもやったでそれ。」
花「流星以上に抜けてるってマジでヤバいんちゃう？」
大「俺は抜けてたんちゃうで！サボってただけや！」
智「いや、一緒のことやわ！ってかそれ以上の失態や！」
『神ちゃんナイスツッコミ！』
流「そういえばさぁ、シゲって弟おる？」
『いや、なんでいきなり笑笑』
花「流星ついに狂ったか…」
大「ま、ええやん。おんで。」
智「それただレポートでいじられるのが嫌やっただけやろ！」
『神ちゃん今日ツッコミ冴えてんな！！』
流「それって西ノ谷高校の高2？」
大「そうやで。2年7組の重岡望！」
流「やっぱそうなんや！」
智「なんで知っとんの？」
流「実はさ、俺の妹、萩花っていうんやけどさ、彼氏できたらしいんよ。で、名前聞いたら重岡くんって言うやん。重岡ってほとんどおらんし、まさかと思うてん！」
大「そう言えば彼女出来たとか言いよったわ！ しゅーしゅー誰のことかと思っとったら、流星の妹やったんか！」
花「うわー。なんかそのカップルうるさそう…」
智「それわかる気ぃするわ。」
流「妹は、しっかりしとるで！」
大「弟は、うるさくないで！」
智「嘘つけ！ ムカつくぐらいイケメンで、背高いで、シゲ以上にうっさいやん！」
『やっぱ神ちゃん今日はひと味違うわ…』
こうして朝以上に短く感じる道のりを歩いたら、花奈と流星は家が反対方向だからバイバイ。
バイトがあったらアタシも花奈達と行くけど、大毅とデートのはずやったからシフトで休み貰った。
で、また3人で電車に揺られ、騒ぎながら帰る。
周りからちょっと白い目で見られるのも気にせず話すのが実は楽しかったりする。
うちの2駅前で神ちゃんが降り、その後がアタシ。
最後にうちの次の駅の大毅が降りる。
帰宅後はレポートまとめたり、テレビ見たりLINEしたり、たまーに大毅とデートしたり。
これがうちの毎日で、幸せな生活。
こんな生活が一生続けばいいのに。
大学生活が終われば終わるからと願っていた儚い夢も、
後々思いもよらぬ形で終わろうとしているなんて、
いまのアタシには知る由もない。
でも、それでもお構い無しに、崩壊の日は刻一刻と迫っていた。
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さくらいぱす - 頑張ってください！ (2017年5月27日 13時) (
レス) id: 1a43a16d40 (このIDを非表示/違反報告)
Ayuna Ayuna(プロフ) - 高校生だと大変だと思うから体調に気をつけて更新頑張ってくださいね！ (2017年4月9日 21時) (レス) id: fbfe12a45b (このIDを非表示/違反報告)
乃慧琉(プロフ) - 櫻井じゃすみんさん» コメントありがとうございます！ 春休みに完結する予定が、案外忙しくて未だ完成できず申し訳ないです……。 これから高校生になり、更に亀更新になるかと思いますが、頑張って更新するんで、宜しくお願いします<(_ _)> (2017年4月9日 21時) (レス) id: 8a2fa41678 (このIDを非表示/違反報告)
櫻井じゃすみん - 気になります、続き早く見たい (2017年4月9日 18時) (レス) id: 1a43a16d40 (このIDを非表示/違反報告)
乃慧琉(プロフ) - Ayuna Ayunaさん» コメントありがとうございます！ 初コメ、メッチャ嬉しかったです(*ﾟvﾟ*) これからも本作、新作共に頑張っていきますので、これからも応援宜しくお願いします<(_ _)> (2017年3月21日 14時) (レス) id: 8a2fa41678 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：乃慧琉 | 作成日時：2017年2月22日 22時
