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思いがけない味方 ページ47

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急遽入った個人の仕事を終えて、バタバタと全体リハに向かう途中、リハ室から出てきたスタッフさんとすれ違い、挨拶を交わしながらも、ニヤニヤと見られた気がする。

『おはようございます!遅くなってすみません!』

リハ室に入るなり、挨拶をすると、シンと静まり返る。

何、この雰囲気。

亜嵐「…A、ちょっと。」

『…えっ…!』

そっと近寄ってきた亜嵐くんは、怖い表情をして、ありったけの力を込めたように私の腕を掴んで、入ってきたばかりのリハ室を出て行く。

『…亜嵐くんっ…痛いよ…』

何を言っても反応してくれなくて。
近くの空き部屋に放り込まれるまで、ギリギリと力を込めて、私の腕は掴まれ続けた。

亜嵐「…どういうこと?」

『…え…?何が…?』

亜嵐「とぼけんなよ!」

ガンッと音を立てて、壁に叩きつけられる。

亜嵐「…ヒロさんの前で、樹にあんなこと言わせて…俺に恥かかせたいわけ?!」

『…ね、ちょっと待って…何のこと?!』

亜嵐「…無理だよ、樹と付き合うとか…」

大声で怒鳴りつけていた亜嵐くんから一変して、急に小さな声で言いながら、私の首元に擦り寄ってくる。

亜嵐「…俺を、捨てるの…?」

その言葉に怯んで、固まった瞬間、あっという間にシャツの中に手を入れて、身体中を亜嵐くんの手が這う。

プツッと音を立てて、下着が外されたとき、私の耳を咥えながら、亜嵐くんが喋り出すから、ゾワゾワと身体中が震えてしまう。

亜嵐「…こんなに、俺で、感じてるのに…?」

『…や、亜嵐く…っ…待っ、て…』

胸、腰と撫でまわした後、片脚を持ち上げられて、亜嵐くんがソコを擦り付けるように近づいてくる。

『…んっ…ゃだっ…』

亜嵐「…俺とも、樹ともヤれれば満足なわけ?」

『…ちがっ…!』

亜嵐「じゃあ、何?!」

怖い、怖い、怖い。

こんな顔をして怒る亜嵐くんを初めて見たし、押し潰されるのではないかと思うくらい込められた力に、恐怖しか感じなかった。


「…その辺にしといた方がいいんじゃないですかー?」


緩く響いたその声に、ビクリと身体が跳ねる。

健太「…亜嵐さんタイプ変わりました?もっとおっ ぱい大っきい美人、紹介しましょうか?」

亜嵐「…うるせーなぁ…」


神谷の声を無視して、そのまま続けようとする亜嵐くんに、神谷の冷たい声が突き刺さる。


健太「…後輩の女に執着して、暴行しようとしてんの…分かってます?めちゃくちゃダサいっすよ?」

ニヤつく男たち→←いざ立ち向かう時



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usa(プロフ) - 突然のコメント、失礼いたします。つい先日この作品に辿り着き、とってもハマって何度も読み返しています!続きのパスワードについて、私も教えていただきたいです!引き続き、更新を心待ちにしております! (2020年10月11日 23時) (レス) id: a03a04a4f7 (このIDを非表示/違反報告)
sui(プロフ) - 初めまして、コメント失礼します。ずっとこの作品が好きで、何度も見返しています。続きの2のパスワードは教えてもらえないでしょうか…? (2020年10月6日 11時) (レス) id: 2efd24e246 (このIDを非表示/違反報告)
- はじめまして(*^^*) いきなりすみません...。 物語読んでいて思ったのですが...。 メンバーさんそれぞれの台詞の時行間隔あけて はどうでしょうか? 行間隔が詰まっていると読みにくいので...。 (2020年5月1日 16時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんちゅう(プロフ) - ゆんさん» もう、リアルいっちゃん見るたびに早くイチャイチャさせたくて仕方なくなります(笑)あのビジュアルで、お前しか考えられないとか言われたら…もうぶっ倒れもんですよね…! (2019年9月4日 2時) (レス) id: 8820865f3c (このIDを非表示/違反報告)
にゃんちゅう(プロフ) - みなさん» 絶賛作成中です!ひと段落ついたらパス外しますので、しばらくお待ち下さい! (2019年9月4日 2時) (レス) id: 8820865f3c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:にゃんちゅう | 作成日時:2019年6月10日 0時

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