いざ立ち向かう時 ページ46
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今日は全グループ揃ってのリハーサルだというのに、相変わらずAは忙しくしていて遅刻してくるらしい。
主要なスタッフさんも多く集まる今日がチャンスだ、と。
気合いを入れて、スタジオ入りした。
樹「…力矢さん、陣さん。」
真っ先に、リーダー2人の元に向かい、俺の想いを伝えれば。
陣「…よく、考えた結果よな？」
力矢「俺らは、いっちゃんがしたいようにすればいいと思うし、伝えれば分かってもらえると思うけど…」
樹「…離れ離れにもなりたくないって、2人とも思ってますし…俺は、Aに置いていかれて悔しがる自分から、変わりたいんです。」
力矢「…キツい言葉もそれぞれに投げられるかもしれない。それでも、周りを納得させるくらい、強く…走り続けられるか？」
樹「無理かもしれないって…少しでも感じてたら、こんな話しません。」
力矢「…じゃあ、俺らは応援するだけだな！」
涙ぐみながらも、背中をポンと押してくれた。
Aの様子を教えてくれた大樹さんや玲於さんとも挨拶を交わし、頷き合う。
翔平や、まこっちゃんも優しく、見守ってくれている。
そういえば、起きがけには、マースが珍しくペロリと頬を舐めてきた。それも、あいつなりの励ましだったのかもしれない。
樹「…あの！始める前に、少しだけ…時間いただいてもいいですか？」
打ち合わせを終えて、さぁリハを始めようと動き出したときに声を上げる。
中央に座っているヒロさんに促されて、言葉を絞り出していく。
樹「…自分は、昔からダンスを続けてきて…もっと上手くなりたい、EXILEさんになりたいと思って、頑張ってきました。RAMPAGEになって、デビューしてからも、夢を叶えて、また新しい夢も、沢山出てきています。これから、まだまだ頑張らなくてはいけない時期だってことは、十分に分かっています。けど…どうしても、諦められない…どうしても捨てきれない夢があって…」
シンと静まり返る中で、俺の声が響く。
樹「…Aが、ずっとずっと昔から好きで…Aと…この先も、ずっと一緒にいたいって…思ってます…。」
グッと眉間に皺を寄せる偉いスタッフさんたちに怯んで、声が小さくなっていく。
「それは…どういうこと？」
それでも、もう我慢はできない。
樹「…Aを、本気で愛してます。結婚を前提に、付き合っていきたいと、思っています。そのことを、皆さんに知ってもらって…認めてもらいたいと思っています。」
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usa(プロフ) - 突然のコメント、失礼いたします。つい先日この作品に辿り着き、とってもハマって何度も読み返しています！続きのパスワードについて、私も教えていただきたいです！引き続き、更新を心待ちにしております！ (2020年10月11日 23時) (
レス) id: a03a04a4f7 (このIDを非表示/違反報告)
sui(プロフ) - 初めまして、コメント失礼します。ずっとこの作品が好きで、何度も見返しています。続きの2のパスワードは教えてもらえないでしょうか…？ (2020年10月6日 11時) (レス) id: 2efd24e246 (このIDを非表示/違反報告)
冬 - はじめまして(*^^*) いきなりすみません...。 物語読んでいて思ったのですが...。 メンバーさんそれぞれの台詞の時行間隔あけて はどうでしょうか？ 行間隔が詰まっていると読みにくいので...。 (2020年5月1日 16時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんちゅう(プロフ) - ゆんさん» もう、リアルいっちゃん見るたびに早くイチャイチャさせたくて仕方なくなります（笑）あのビジュアルで、お前しか考えられないとか言われたら…もうぶっ倒れもんですよね…！ (2019年9月4日 2時) (レス) id: 8820865f3c (このIDを非表示/違反報告)
にゃんちゅう(プロフ) - みなさん» 絶賛作成中です！ひと段落ついたらパス外しますので、しばらくお待ち下さい！ (2019年9月4日 2時) (レス) id: 8820865f3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にゃんちゅう
| 作成日時：2019年6月10日 0時
