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▼sweet.034 ページ35

▼Your side





「はあ、一太に睨まれてしまった...」
「確か、もう1年生だよな?」
「それじゃあ、もう反抗期なのかな?」



一太くんに睨まれてしまったことによる落ち込む安藤。

昔はあんなにべったりだった一太くんにあんな態度をとられてしまえば、優しい安藤でも落ち込んでしまったらしい。



『私も一太くんと同い年の弟がいるけど、もう反抗期入ってるかな。男の子の反抗期ってこんなに早いもんなのかな...』
「Aちゃんにも弟がいたの?!」
『...う、うん』



私の弟の話題を出し、少しでも安藤を慰めようとするけれど、弟がいることを初めて知ったいちごちゃんは私に弟がいたことに興味津々のようで安藤へのなんの慰めにもならなかった。



「Aちゃんの弟ってどんな子なの?」
『んー、私とは真逆かな、良くも悪くも。すんごく生意気なの』
「そうなんだあー。いつか会ってみたいなー!」

『そ、、そうだね笑』



私の弟の話を少しだけした後、ようやく落ち着いて夢月の豆大福を食べ始める。



「あ、この豆大福柔らかい。その上餡がとっても滑らかで豆がホクホクしてあったかくて、舌の上でとろける...」
「それ、うちの1番の人気商品なんだ」
「美味しいー!!これなら何個でもいけるよ!!」



そう言いながら勢いよく口の中に豆大福を含むいちごちゃん。

そんなに詰め込んだら喉に詰まって飲み込めなくなっちゃうよ!と言う前に、顔を真っ赤にさせて苦しい顔をしながら胸元を叩くいちごちゃん。



『ああー、いちごちゃんはいこれお茶!』
「ふぅー。Aちゃんありがとう、助かったよ...死ぬかと思った」

『夢月の豆大福がすんごく美味しいのはわかるけど、詰め込み過ぎは危ないからね』
「はーい」



そんな私たちの会話を見て、笑いながら「それだけ気に入ってくれたなら、じいちゃんも喜ぶよ」と言う安藤。

私も初めて夢月のお手伝いに来て豆大福を食べた時、あまりの美味しさにいちごちゃんと同じように喉に餅を詰まらせたちょっと恥ずかしい思い出を思い出す。その後、いちごちゃんは豆大福を作る工程を見させてもらうことになり、私はまたお店の方で接客をすることになった。





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†NANA†(プロフ) - ページ43・44で、「チョコトルテ」が「チョコタルテ」になっています (2022年5月2日 10時) (レス) @page44 id: 9dc612bbe9 (このIDを非表示/違反報告)
心芦心芦(プロフ) - ようやく50話達成するまで至りました😭コメントしてくださった皆様本当にありがとうございます!続編でもよければ何でもいいのでお言葉頂けると嬉しいですし、励みにもなります☺️では、続編にてまたお会いしましょう👋 (2022年1月5日 22時) (レス) @page50 id: 0695e2aa22 (このIDを非表示/違反報告)
心芦心芦(プロフ) - わらびもち( ˙?˙ )さん» ありがとうございます!! (2022年1月5日 9時) (レス) id: 0695e2aa22 (このIDを非表示/違反報告)
心芦心芦(プロフ) - れさん» ありがとうございます!更新頑張ります☺️ (2022年1月5日 9時) (レス) id: 0695e2aa22 (このIDを非表示/違反報告)
わらびもち( ˙?˙ )(プロフ) - お疲れ様でした!そして、更新楽しみにしてます!ありがとうございます! (2021年12月12日 21時) (レス) @page45 id: 36bb079102 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:心芦心芦 | 作成日時:2019年10月15日 20時

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