Neocul's Girl 《Ⅰ》 (ページ4)

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〇入所きっかけページ4

_とある番組にて
A side

mc ｢エマ氏！｣

『はい！』

mc ｢エマ氏はどうやってSMに入ってNCTになったの？｣

『えっとですね〜…』

ここで私エマこと井上Aの渡韓からデビューまでのお話をしようかと思います。
いろいろ長いのでご了承下さいな🙂

＿＿＿＿＿2012年

『は、はぁ…？』

sm ｢私は君の将来を約束するよ、私と韓国に来ない？｣

今私はダンスコンテストを終えて会場を出ようとしていたところでとある人に話しかけられた。
韓国かぁ… 🤔
KARAとか少女時代とかみたいなってことだよね？

sm ｢君ならオーディションも楽々合格出来ると思うから、考えといて欲しい、そしてここに連絡して｣

と名刺を握らされその人は去っていった。

そもそもダンスを始めたきっかけは小学2年生の時地域のお祭りで踊っていたお兄さんお姉さんを見て憧れたからで、まさか自分がこんなにも没頭するとは思ってもいなかった…
でもここまで続けてきた私も自分のダンスの実力がどこまで通用するのか知りたかったし今のダンススクールは中学生までしか在籍できないから卒業と共にダンスを辞めるつもりでいた。
そうだ、今のタイミングしかない…のかも。

お父さんもお母さんも背中を押してくれた。だが

母｢もしダメだったら分かってるよね？｣

『うん』

もしダメだったら私はダンスをやめて高校受験のため勉強に励むしかないのだ。

父｢頑張れよ｣

『ありがとう』

やるからには全力で頑張る。
そこで私は事務所のこと、オーディションのしくみをインターネットで調べた。
スカウトを受けた場合は非公開オーディションを受けるのだがほぼほぼ合格するらしい。
その他公開オーディションがありその中でも土曜公開オーディションというものがあってそれが一番難関でその年に1人受かるか受からないかレベルらしい…

『これしかないっしょ』

当時中学生の私はひねくれていたからこれをやるって決めたらきかなかった。

早速担当者に電話をかけた。

sm｢はい？土曜公開オーディションを受ける！？｣

『はい』

sm｢君はスカウトだから非公開オーディションでほぼ確定で合格なのに…(このビジュアル逃したくないのに…)｣

『人生掛けてるので！』

｢そ、そうですか…(よりによって土曜…😅)｣

私の人生は私が決めるんだ。
舐められてたまるか……！

こうして私は来月韓国に行くことになった。