なんだ、アオハルかよ。 (ページ36)

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彼女から俺へ。① ページ36

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「としみつくんへ。

としみつくんに手紙書く日がくるなんて思ってもみませんでした。笑
拙い文章ですが最後まで聞いてください。

としみつくんとは高2の頃、廊下で偶然話したことがきっかけで仲良くなれたね、高3の頃には私が引っ越してしまって毎日一緒にいる関係ではなくなってしまって、あの頃はすごく寂しかったです。

私が岡崎の専門校に受験し、岡崎に帰ってまた皆と居れる生活に戻れて、1番喜んでくれたのはとしみつくんでした、入学式早々告白は正直面白かった。笑

ふふっ。笑」

ゆ「照れんなー！笑」

幼馴染のゆめまるが照れ笑うAを茶化して場が和む。

照れながらも｢はーい。笑｣とマイク越しに返事をして、またさらに手紙を読んでいく。

「東海オンエアとゆうグループでYouTube活動が始まったのは年齢だけが大人になった頃、今ですら心はまだ子供な私達にとっては天職とゆう言葉がしっくりくるね。笑

天才すぎるてっちゃんがいて、奇才すぎるしばゆーがいて、イケメンすぎるりょうくんがいて、優しすぎるゆめまるがいて、しっかり者すぎる虫さんがいて、そして大好きすぎるとしみつくんがいて、大好きな皆と居られることがお仕事と呼べて、私はとても幸せです。

東海オンエアが軌道に乗り出した頃、私達の関係は逆に悪化したね。
正直あの頃は互いにカップルとゆうよりかはメンバー意識が強くて、遅刻してくるとしみつくんに腹が立ったり、互いが異性のYouTuberさんと話してると嫉妬して喧嘩が増えたり…、ネットでは｢ビジネスカップル｣とか｢不仲｣とか、色々言われて正直辛かった。

別れた方がいいのかなとか、東海オンエアを辞めるべきなのかなとか、色々考えたけどどっちも行動には移せなかった。
としみつくんの彼女で居ることも、東海オンエアのメンバーで居ることも辞めたくなかったからです…。

それがちょうど付き合い始めて4年が経った頃の話で、私はその話をとしみつくんにはしていなかったし関係が良好ではなかったから4年記念の日、としみつくんから｢話がある｣と言われた時は別れ話をされるんだと、1人しょげてた事を今でも覚えてます。笑

だからその日、としみつくんが私に｢一緒に暮らさん？｣と言ってくれた時はサブチャンが撮られてることもお構い無しにわんわん泣き散らかしました。笑」

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