突 然 の 。 ページ22
.
りょうくんの優しさに私は随分怠けていた。
りょうくんの方が大変だった、りょうくんの方が頑張ってた。
り「我儘なんて言ってくれなかったでしょ？笑」
私を抱きしめてゆらゆら揺れながら子供をあやすように背中をとんとんしてくれる。
「いや…、無言の圧力をよくかけてたから…っ。」
り「ははっ！笑 なにそれ、そんなことないよ？笑」
優しい彼にぎゅっと抱きついて2人で笑いあう。
私の一言に笑う彼と、彼につられて泣き笑いする私。
ふと上を見ると、また彼とゼロ距離の近さ。
さっきと違うのはどちらからも目を逸らさないってことくらい。
り「A」
「ん？なに？笑」
好きだとか、愛してるとか、甘い言葉を聞かせてくれるんだろうか？なんてどこか期待していた。
口を開かん彼を見つめて彼からの言葉を待つ。
り「俺らこれから一緒に住むじゃん？」
「うん、そうだね？」
なんの確認なんだろう、頭の中にははてながいっぱい。
り「今までしたいって言ったことも、やりたかったことも、全部笑顔でいいよって許してくれてありがとう。」
「え？」
り「たくさん泣かせて、たくさん我慢させてほんとにごめん。」
「りょうくん…？」
唐突のことで驚いた、｢ありがとう｣と｢ごめん｣が私の脳内に刻み込まれる。
り「ずっと俺の彼女でいてくれてありがとう、今までもこれからも、Aが一番最高で最愛の人です。」
泣きそうな私に彼がポッケから出したのは小さな箱。
り「これからもたくさん我慢させるかもしれん、嫌な思いもさせるかもしれん。」
「うんっ…。」
り「でも、それ以上に幸せって思わせる自信がある。」
「うん、」
り「これからもAだけを愛させてください、俺と結婚してください。」
こうゆう恥ずかしいと思うことはしてくれないと思ってた。
いずれはしてくれると思っていたけどまだプロポーズはしてくれないと思ってた。
だからすごく嬉しくて。
返事はもちろん。
「ふつつか者ですが…、よろしくお願いします…！」
涙が溢れる私と、笑顔で優しく頭を撫でながら慰めてくれるりょうくん。
これからもこんな幸せが続きますように。
.
終わりのようで終わりません。
もう少し足掻いて書かせていただきます…！
もちろん終盤戦には突入しておりますm(_ _)m←
すーさん。
.
観 察 力 が あ る 人 と 、→←優 し く ぎ ゅ っ と 。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 970人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
すーさん。(プロフ) - みゆさん» みゆさん、コメントありがとうございます！読むために時間を割いて下さりありがとうございます！茶色さんはいずれ書きたいとずっと思ってたので今書いてるのが終わり次第書いてみます！こちらこそありがとうございます！！ (2020年3月30日 14時) (
レス) id: d77cf76696 (このIDを非表示/違反報告)
みゆ - いい話過ぎて一気読みしちゃいました！茶色さんの話もかいてくれると嬉しいです！面白かったです！ありがとうございました！ (2020年3月28日 17時) (レス) id: 8322de4249 (このIDを非表示/違反報告)
すーさん。(プロフ) - ちょこさん» ちょこさん、コメントありがとうございます！一気読み…！作品読むための時間を割いて下さりありがとうございます！さすが伊達男って感じです、いつも動画とか見ててときめいてます笑 文才がないのが目立つかもしれませんが良ければ他の作品も読んでみてください！！ (2019年7月29日 2時) (レス) id: d77cf76696 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ - とても好きな話で一気読みしちゃいました…！！りょうくんがかっこよすぎますね… 他の作品も読んでみます！ (2019年7月28日 22時) (レス) id: 87290c21e3 (このIDを非表示/違反報告)
すーさん。(プロフ) - ハルキさん» ハルキさん、コメントありがとうございます！素敵なお言葉ありがとうございます、書き終えてからも見てくださる方がいること、凄く嬉しいです！お暇があれば他の作品も見て頂けたら幸いです！◎ (2019年7月14日 0時) (レス) id: d77cf76696 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：すーさん。 | 作成日時：2019年3月6日 0時
