鬼殺隊癒しの春柱【鬼滅の刃】

第9幕 派手なお前 ページ10

宇髄 天元 side




今日は半年に一回の柱合会議だ




……まだ俺しか居ない。




俺は派手に偉いやつだな！！


集合より更に前に来て！！




宇「ったく…皆何してんだ」




そんなこと思ってると


向こうから人がやってくるのが見えた




宇「やっと来たか…派手に遅いぜ。」



『天元さんっ！！早いですね〜』



宇「おっ、Aか。相変わらず派手でいいな！！！」




いつもと何一つ変わらないAだが…此奴は何かが派手なんだ



まぁ顔はべっぴんで、何も飾ることは無い


飾ると言っても唇に引かれた薄紅くらいだ


なのに…何処かが派手なんだ




『派手ですか〜？天元さんはもう、派手派手ですねっ！！』



宇「だろう？俺は派手を司る神だからな！」



『お！なら、私は桜餅を司る神にでもなりましょうかね〜！！』



宇「ははっ！！そいつは派手でいいな！！」



『でしょ〜！！あっ！！皆来ましたよっ！！』




そう言って俺の手を思い切り引いて今来た柱達の元へ駆け寄っていく



…わかった。



此奴の派手な理由が



内側から湧き出る性格と優しさ



それと…強さ。



それが何よりもの派手なんだな。




胡「A！宇隨さんに何か変なことされなかった？」



甘「Aちゃんっ！今日も可愛いわっ！！」



時「A。髪の毛ボサボサだよ？柱合会議が終わったら結ってあげる。」



冨「…今日は風が強いからな。」



不「A、お前、来るの早いなァ？」



煉「うむ！音柱もAもいい心掛けだ！！」



悲「あぁ…なんと偉い子だ。南無阿弥陀仏…」



『ふふっ皆さんおはようございますっ！！さ、そろそろお館様がいらっしゃるようなので定位置に〜！！』




皆をまとめるその姿




柱「御意！」




皆を従えるその姿




宇「はっは！！派手でいいな！！！」




俺は何よりも派手な事が好きだ



誰よりも派手なお前の事も

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