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植物の声 ページ38

貴方side

どうしよう…

執事さんのお手伝いを出来ないまま食堂を出てきた俺は部屋に戻ってベットに腰をかけじっと空を見つめていた。

さっきトントンが仕事を持ってきてくれたがそれもすぐ終わりまた暇な時間ができる。

昨日トントンの仕事を手伝ったので今日も手伝おうかと思ったけど昨日やった仕事の中に今日の分もあったらしく、実はトントンも暇らしく寝るか訓練をすると言っていた。

こんなに何もしない時間が来るなんて考えもしなかった。
そもそもまたゆっくり空を見られる時間が来るなんて…

空は本当に綺麗だ、あの国で見た空もこんな感じだっただろうか…

ht「A?今大丈夫?」

突然ひとらんらんが部屋にやってきた。

「うん、どうしたの?」

ht「ちょっとついてきて欲しいところがあって」

「?分かった」





ひとらんらんに呼ばれてついて行くとある庭に着いた

もしかしてここ…

ht「Aって植物と話せるんだったよね。」

「え、うん」

ht「ここ、俺の大切な庭なんだけど…何となくAに来て欲しくて。Aは荒らさなそうだし。」

「俺、昨日来たばっかりだけど…」

ht「だから、何となく…ね。」

「何となく…か。俺の部屋にいた植物もひとらんらんが運んできた?」

ht「ひとらんでいいよ。誰から聞いたの?」

「植物が言ってたよ。シマトネリコのシマト君がね」

ht「シマト君てwwそっか。元気だった?」

「日光が足りなかったみたいだからちょっと移動させた」

ht「あー、やっぱり足りなかったか、移動してくれてありがと。」

「うん」

お礼を言われた時ってどう返せばいいんだろ…

周りを見渡す、植物達が元気に会話していた。

「皆元気だね。」

ht「なんか話してるの?」

「んー…」

"今日は日光が酸っぱいねぇ"

"そう?私は甘いと思うけど?"

"いやいや、酸っぱい…あれ?甘い…?"

「うん、平和だね」

ht「え、どゆこと」

「なんか、平和そうだよ。」

ht「そうなんだ?」

「あっちは植物がほとんど枯れてたし日もほとんど当たらなかったから苔とかが元気だったよ」

ht「そうなんだ。A、少し歩かない?」

「うん」

ひとらんと俺は庭を歩きながら喋った。

ht「へー、さっきの植物達そんな会話してたの?」

「うん、植物には日光に味があるみたい。」

たわいない話をしていると何処からか声がする

"…た…て…たす…けて"

「っ!今行くよ!」

ht「え?A!?」

俺は声が聞こえる方へ走り出した

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しめじ(プロフ) - 2に入ります! (2019年7月15日 21時) (レス) id: e5a042ba7d (このIDを非表示/違反報告)
しめじ(プロフ) - 今回の話の内容を少し変更しています!ぜひお読みください!!!! (2019年7月12日 7時) (レス) id: e5a042ba7d (このIDを非表示/違反報告)
しめじ(プロフ) - すみれいんさん» そうですよね。すみませんご心配をお掛けしました!!ありがとうございます! (2019年7月6日 7時) (レス) id: e5a042ba7d (このIDを非表示/違反報告)
しめじ(プロフ) - シオンさん» いえいえ!!お気になさらず(●´▽`●) (2019年7月6日 7時) (レス) id: e5a042ba7d (このIDを非表示/違反報告)
すみれいん(プロフ) - しめじさん» 他の方の作品も見ているのですが、やはりテスト期間等入ったり急な用事で投稿できない…と言う人もいますので!投稿しなきゃって思って追い込まれてしまってはいけないので!無理のないよう頑張って下さい! (2019年7月5日 22時) (レス) id: 0dc2b364d7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しめじ | 作成日時:2019年5月21日 22時

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