be my love…11 (ページ5)

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臣side

もう来週にはソロツアーがFINALを迎える。

最近は曲を作ったり、丸々休みはないけど
自分の時間もあるから落ち着いてる。

けど、Aは忙しそうで
帰ってきてはご飯も食べずソファーで
寝てしまってることも多々。

今日はAのが先に帰ってるようで
リビングのドアを開ければ

ソファーで寝ちゃってる。

そっと横に腰を下ろして、
その少し幼い寝顔を見れば
胸がほわっとあったかくなる。

臣: Aちゃん。風邪引くよ？

そっと頭を撫でれば

薄っすら目を開けて、俺を確認すれば
ふわっと笑って俺の首に手を回して
頬にすり寄ってきて。

.

A: おみぃ…抱っこ。

と、手を伸ばす。…抱っこって(笑)

臣: 抱っこ？(笑)…ベッドで寝たら？

A: んーん。…臣。

きっとまだ夢の中。

臣: ふっ(笑)…寝てんのか。

そっと抱き寄せて、ベッドに寝かせてやろう
かと思ったけど…

もうちょっと。まだ離れたくなくて…
このかわいい寝顔を見ていたくて、
抱っこしたままソファーに座る。

目瞑って寝てるくせに、離れようとすると

「んー。」って俺に擦り寄る。

臣: ふっ。(笑)

真っ白なほっぺをツンツンすれば
ふにゃっと笑って。

A: くすぐっ…たい。

臣: …えっ？…起きてるの？

A: んー。たぶ…ん。…大好き。

臣: たぶんって(笑)ねぇ…もう一回言って？

A: やーだ。

ベッドに連れて行って
俺も寝る準備をして寝室に戻れば
まぁそれなりに大きいベッドなのに
ど真ん中に寝るA(笑)

ちょっとすれば寝返りでもうって
移動してくれるだろうと思い一旦
リビングに戻る。

.

ソファーで録画を見ていた時
背後から俺の肩に回った細い腕。

俺の顔に自分の頬をくっつけて。

A: なんで隣きてくれないの？

と寝ぼけながら言う。

臣: なんでかって言うと～誰かさんベッドに
運んだら真ん中で寝るもんだから～(笑)

なんて言うといつのまにかソファーに座る
俺の膝の上に跨ったA。

眠たいのになんでそんな甘い雰囲気で
近寄ってくるかな。

すると俺の胸に倒れこんで顔をすりすり。

臣: 今日は、甘えたさんなの？？

A: …たまにはいいでしょ？

言うだけ言って顔を除けば
もう、俺の胸あたりで夢の中へ。

.

もっと甘えてくれてもいいんだよ？