「任務なのに楽しそうだな」 ページ14
現場に到着すれば、電話相手だった補助監督が既に到着していた。
Aの後ろに悟と傑がいた事にその補助監督が目を見開き、冷や汗をかき始めたことなんて気づかないAは、笑顔で「お疲れ様です」と声をかける。
「せっかくのお休みにすみません！」
悟「ホントに」
『悟は勝手についてきたんでしょ？』
なんで悟が不機嫌になるのか…と若干呆れながら、Aは補助監督からいつものスケッチブックとホルダー付きの腰ベルトを受け取った。
『長くなりそうなら連絡します』
「わかりました。お気をつけて！」
Aについて行く悟と傑を見て、一緒に残らなくていいのかと考えた補助監督の心を読むかのように、傑が「見学なので気にしないでください」と伝えた。
今回の任務地は廃ビル。
立ち入り禁止のはずなのだが、昨夜ここに中学生が肝試しに入り、そのうち2人がまだ出てこないという。
『とりあえず生きてたら保護優先。ついてきたからにはお手伝いお願いね』
その言葉に素直に返事をする傑とは対象的に、悟は「俺が即祓ってやる」と言い出す。
『ダーメ！祓うのは私がやるから攻撃禁止ね』
舌打ちをする悟など気にすることなく、Aはレッツゴーと拳を作った片手を元気よく上げて中に入っていく。
傑「任務なのに楽しそうだな」
悟「いつものことだ」
そう言うと2人もAを追いかけるように中に入っていった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3243人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
面白い - 好きぃぃぃぃぃぃぃぃです！素敵な作品をありがとうございます♡ (7月30日 10時) (
レス) @page25 id: 692c19161a (このIDを非表示/違反報告)
ふぐひらめ - ほぅわはぁ〜(？)……好きです。完結ですか！？ (2022年4月23日 21時) (レス) @page26 id: f76242864c (このIDを非表示/違反報告)
たろ。(プロフ) - 夢主クセ強 www (2022年3月14日 23時) (レス) @page26 id: ba071d904f (このIDを非表示/違反報告)
ピ(プロフ) - なんだこれ最高かよ、、、、、、 (2021年7月29日 6時) (レス) id: 324728c5bd (このIDを非表示/違反報告)
うさ - うおおおおここで終わりですかァァァ (2021年7月18日 7時) (レス) id: c396716e54 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：アコ
| 作成日時：2021年1月10日 1時
