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「勝負をしよう」 ページ8

呪術師というのは呪いを祓う職業。


その任務には一人で行くこともあれば、グループで行くこともある。

1年生なら尚更、同期や先輩呪術師と一緒に任務に行くことが殆どだ。


傑はそう説明し「だからキミがそんな態度のままだと一緒に任務なんてこなせない」と続ける。


傑の言葉にAはムスッと顔を顰めそっぽを向いて「別にアンタらと一緒に行きたくねぇし」と呟いた。



悟「でもオマエ弱いから一人なんかじゃ絶対仕事任されねぇぞ」


今まで我慢して黙っていた悟だったが、Aの態度に我慢できなくなり口を開いた。


「弱い」と言われ、Aは悟を睨む。


今まで喧嘩で負けたことの無いAは弱いなんてこと言われたことも無い。
一歳しか歳の違わないコイツは俺の強さを理解していないとAは考えた。


『俺はそこら辺の奴らより強い』



悟「ここにはそこら辺の奴らなんていないんだよ」



ここ、呪術高専は呪いと戦う人間たちしかいない。
人と人との喧嘩と呪いと闘うのでは全く別次元だ。


傑「わかった。勝負をしよう」



悟「勝負ぅ?」



突然の傑の提案に、悟とAはハテナを浮かべた。



傑「私たちがキミより強い人間なら、もう少し態度を改めてくれ」


『…いいぜ』



呪術師初心者のコイツはなんでこんなに自信あんだよと悟は思った。

が、とりあえずこの勝負に勝てばこの生意気な後輩を黙らせることができると心の中で笑った。



傑「私たちが勝ったらもう少し後輩らしい態度を頼むよ」


『俺が勝ったら俺の行動・言動に文句言うな』



お互いの条件が伝えられ、勝負が始まろうとしている。


傑「それじゃあ、今から5分以内に悟を一発でも殴れたらキミの勝ちにしよう」


提案された勝負内容にAは目を丸くしたが、すぐに傑を睨む。


(コイツ、俺のこと舐めに舐めまくってんな)



傑「5分じゃ短かったら、時間決めていいよ」


『いや、5分ありゃ余裕(秒で終わらす)』



廊下に出て、向き合って立つAと悟。


険しい顔つきのAに対し、悟は余裕な表情だ。


避けるのが上手いのか、逃げ足が速いのか、どちらにしろAは負ける気がしなかった。

「これが呪術だよ」→←「うーっわ、ウッザ」



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設定タグ:呪術廻戦 , 男主   
作品ジャンル:アニメ
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(プロフ) - 織田作、、、。好きです!これからも頑張ってください! (2021年8月21日 16時) (レス) id: 95df5f81b7 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 織田作、、、。好きです!これからも頑張ってください! (2021年8月21日 16時) (レス) id: 95df5f81b7 (このIDを非表示/違反報告)
アコ(プロフ) - にゃんさん» またまたのまたコメントありがとうございます!六眼の持ち主は流石に笑いました(笑)ちょっとずつですが、更新していきますのでこれからもよろしくお願いします! (2021年1月13日 0時) (レス) id: f73a02885d (このIDを非表示/違反報告)
にゃん - 実は私、六眼の持ち主でして、、アコさんは間違いなく持ってる側ですね←わかるんですよ私、最強なんで(( 笑笑とんだ茶番ですね、面白かったんでコメントまたまたのまた返しちゃいました!気長に待ってます〜頑張ってください! (2021年1月11日 0時) (レス) id: 42196c1688 (このIDを非表示/違反報告)
アコ(プロフ) - にゃんさん» またまたコメントありがとうございます!え、もしかして気付いてないだけで私呪術師でした…?調子乗りましたスミマセン…(笑)冗談でもそう言って貰えてとても嬉しいです!!ありがとうございます!ネタ絞り出して頑張ります! (2021年1月9日 3時) (レス) id: f73a02885d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アコ | 作成日時:2020年12月21日 21時

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