絶望�◆�JK ページ30
．
どれだけ屋上にいたかわからない。
いつの間にか涙は枯れて
寒くて体が震えてきた。
ｶﾞﾁｬと音がして振り向けば
JK「…っ、ジミニヒョン」
JM「…寒いでしょ、ジョングギ」
俺のジャケットを持ってきて
さらに温かいコーヒーをくれた。
JM「テヒョンイのものになっちゃったね」
そうやって寂しそうに言うから
JK「諦めたんじゃなかったんですか」
JM「簡単に諦められるわけないでしょ〜
諦めた、なんて自己暗示だよ〜」
顔をくしゃくしゃにして笑いながら
俺の右隣に腰を下ろした。
ああ、ジミニヒョンはこっち側だ。
JM「Aがジョングギのこと
心配してたから僕が来たの
上着着てなかったから持ってってあげてって」
ヌナの優しさが痛い。
心の傷に痛すぎるくらいに滲みてくる。
JK「…ヌナは結局俺を
男として見てくれなかったんですね」
JM「最初からわかってたでしょ」
JK「それでも、俺のものにしたかった」
勝ち目がないってわかってても
JM「僕も僕のものにしたかった」
JK「…っ、ジミニヒョン…
どうすればいいと思いますか」
JM「なにが？」
JK「今まで通りの弟に戻るために」
ヌナにこれ以上迷惑をかけないように
これ以上嫌われないように
JM「今まで通りは無理じゃない？」
JK「え…？」
JM「だって、
Aはジョングギの気持ち知ってるんだよ？
ましてや、テヒョンイだって知ってる。
今まで通りのスキンシップができると思う？」
…そりゃそうか。
JM「でも、その辺はみんなで話さないと
急にスキンシップが減っても変なだけでしょ」
JK「そう、ですね」
JM「ジョングギ、
今日は僕がいっぱい話聞いてあげる」
ジミニヒョンもつらいはずなのに
なんで、そこまで、
JM「僕は振られたくなくて逃げたから
ジョングギはすごいと思うよ」
つらかったでしょ、と背中に手を置かれて
枯れたはずの涙が溢れ出した。
JM「…っ、ジョングギはよく頑張ったよ
Aの前では泣かなかったんでしょ」
JK「…っ、ヌナの前で、泣いたら
また、困らせると、思ったから…っ、」
ああ、もうとまらない。
JK「…っ、今日宿舎帰らなくても、いいですか」
JM「1日くらいいいんじゃない？
泊まるところ、あるの？」
JK「…事務所」
JM「…近くない？」
JK「…っ、うるさい」
今日はあの2人を見て
普通でいられる自信がないから
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むも(プロフ) - Yellow8938さん» お返事遅くなり申し訳ございません！Twitterのフォローありがとうございます！体調まで気を遣って頂いて…これからも更新頑張るので温かい目で見守ってください（笑） (2020年3月4日 20時) (
レス) id: 3218469794 (このIDを非表示/違反報告)
むも(プロフ) - xxxさん» お返事遅くなり申し訳ございません。コメントありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2020年3月4日 20時) (レス) id: 3218469794 (このIDを非表示/違反報告)
Yellow8938(プロフ) - おはようございますいつも楽しくお話読ませて頂いてますTwitterフォローさせて頂きました今日1日体調崩さない頑張って下さい (2020年2月26日 6時) (レス) id: fb4a224a7d (このIDを非表示/違反報告)
xxx(プロフ) - てひょんと結ばせてくれてありがとうございます(^^) (2020年2月24日 20時) (レス) id: 1d4c885120 (このIDを非表示/違反報告)
むも(プロフ) - ペジュさん» コメントありがとうございます！たくさんドキドキしていってください(^^)！Twitterもぜひぜひ〜 (2020年2月24日 5時) (レス) id: c2486a481e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むも | 作成日時：2020年2月16日 7時
