絶望� �JK ページ29
．
「…、ジョングギ急に呼び出してごめんね」
2人で生放送した次の日
ヌナから急に来たカトク。
【屋上で待ってる】
素っ気ないカトクはいつも通りで、
俺はすぐに事務所の屋上に向かった。
JK「なにかありました？」
少し気付いてた。
「……あのね、ジョングギ」
少しだけ、気が付いていた。
「私、テヒョンイと付き合うことになった」
ほら、やっぱり。
JK「そう、ですか…」
泣くな、俺。
絶対に、泣くな。
ヌナの前では、絶対に。
「…だから、ジョングギ…
ジョングギの気持ちには、答えられない」
JK「おめでとう、ヌナ」
心から祝えるわけ、ないけど
「…ごめんね、ジョングギ
気持ちを伝えてくれて、ありがとう」
ああ、これでヌナは
テヒョンイヒョンのものになってしまった。
JK「謝らないでください、惨めになる」
「…っ、ごめ、」
JK「ごめんね、ヌナ
明日からはちゃんと、良い弟に戻るから
今日は俺に関わらないで」
そうやって突き放して、
「…、ごめんねっ、ジョングギっ…」
そう言って走って屋上から出ていくヌナを
見つめるだけで、何もできなかった。
JK「…っ、くそ」
涙が溢れてとまらない。
わかってたはずだ、勝ち目がないことなんて。
最初から、わかってた。
でも、現実を突きつけられて
あの身体はもうテヒョンイヒョンのもので。
JK「…惨めすぎる、だろ…っ、」
柵に背中を預けて
ズルズルと座り込んだ。
明日からどうしよう。
どうやって“弟”に戻ろう。
ヌナはたぶん俺を“かわいい弟”として、
今までもこれからも…
ああ、耐えられそうにないな。
．
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1598人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
むも(プロフ) - Yellow8938さん» お返事遅くなり申し訳ございません！Twitterのフォローありがとうございます！体調まで気を遣って頂いて…これからも更新頑張るので温かい目で見守ってください（笑） (2020年3月4日 20時) (
レス) id: 3218469794 (このIDを非表示/違反報告)
むも(プロフ) - xxxさん» お返事遅くなり申し訳ございません。コメントありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2020年3月4日 20時) (レス) id: 3218469794 (このIDを非表示/違反報告)
Yellow8938(プロフ) - おはようございますいつも楽しくお話読ませて頂いてますTwitterフォローさせて頂きました今日1日体調崩さない頑張って下さい (2020年2月26日 6時) (レス) id: fb4a224a7d (このIDを非表示/違反報告)
xxx(プロフ) - てひょんと結ばせてくれてありがとうございます(^^) (2020年2月24日 20時) (レス) id: 1d4c885120 (このIDを非表示/違反報告)
むも(プロフ) - ペジュさん» コメントありがとうございます！たくさんドキドキしていってください(^^)！Twitterもぜひぜひ〜 (2020年2月24日 5時) (レス) id: c2486a481e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：むも | 作成日時：2020年2月16日 7時
