二人きりの部室で。【黒尾鉄朗】

２５回目の。【最終話】 ページ25

黒尾｢部活でも、俺らのこと第一に考えて必死に取り組んでくれてる姿だとか



ふとした時に見せる真剣な顔だとか




また逆に無邪気に笑った顔だとか




全部に惹かれた






だからこそ、木兎にお前がなにかする姿想像すると妬けるし


仲良さげにされたら年下の赤葦にだって分かってても余裕がなくなる｣







耳まで赤くして話す鉄朗。






ぽつりぽつりと言葉を置かれて今までにない感覚にとらわれる。







鉄朗に、





私の気持ちを伝えるならば




多分今しかない。








分かってるんだけど、、









貴女｢私も、、、





主将として頑張る鉄朗が




皆と和気あいあいと楽しんでいる鉄朗が



たまに、どこか分かんないような鉄朗が




........その、｣









分かってても





肝心なとこがうまく言えない









貴女｢そんな、鉄朗が、｣






黒尾｢ありがとう｣








言葉とともにふわっと暖かいものに包まれる。









黒尾｢俺と付き合ってくれませんか｣









鉄朗の言葉はいつだって





私を安心させてくれる。





こんなにもあったかい。









貴女｢私も、鉄朗が好き大好き、！



私でよければよろしくお願いします｣







きっと、ずっと幸せでいられる。








部室は





私たちの特別なところ。







〜END〜



ーーーーーー
ご愛読ありがとうございました！


あとがきで清く去ります。

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