#40. 黄緑 side ページ40
ショッピくんの家に依兎瀬くんは戻って来たし、それ以上を求めなくても良いかもしれない。
いつも通り、平和に偶に文句を言いながらぐらいがあの二人には丁度いいんだろうなと今目の前で見て思う。
今日はショッピくんの仕事が休み、俺はそこに遊びに来て2人の事を眺めていた。
『ざこ〜』
「その言い方ほんまイラつくわ」
『ざっこ』
「それもイラつくねんてどつくで」
『許して』
今日も中身のない会話。
ゲームで対戦中、いつも上手いショッピくんと五分五分の依兎瀬くん。楽しそうに笑うし見ててこっちも楽しくなる
2人はこんな関係で十分
今日ここに来た時依兎瀬くんから聞かれた、俺らは依存してるのか？ショッピは過保護なのか？と。
頷いたよ全部。
この2人が依存でショッピが過保護な部分も、を否定したら俺は大先生達に嘘教えるなと叩かれてただろうなぁ
頬杖をつき、2人の勝敗が分かるまで画面をじっと見ている
なんで2人用のゲームを選んだのか…もしかして俺邪魔だった？と少し不安に
「ショッピくん」
「はい？」
「俺いる？」
「あ、いりますよ。俺チームで」
『はあ！？何強いやつ勝手に味方につけてんねん！！』
「お前は十分やんか、黙って1人でええやん」
『意味わからん、大先生呼ぶからええもん』
そう言うと、すぐ電話で大先生を呼び始めた依兎瀬くん。
実行が早い、出ていった時もそうだけど変な所で行動力を発揮する。
『来るって』
「なんで大先生なん」
『強いだけじゃおもんないしな！』
「お、ショッピくんこれにはプッチン？」
「…こんな、こんなAに腹たったの初めてやわ…」
『負けた方は1週間言うこと聞くってのでええよ』
平和やな、と感心。
少しして大先生も合流、4人で遊べるゲームに切り替えチーム戦。
喧嘩はあってもこうやって毎日仲良くやってくれれば十分。
「依兎瀬くんは今と公園におった頃、どっちが好き？」
『は、今に決まっとるやろ。こんなええ所無いわ』
にっと歯を見せて笑う依兎瀬くん
それに満更でもないようなショッピくん、「俺も住みたい」と大先生
「仲良くやってけそうで良かった」
『当たり前やん、今も仲良しやのに』
「そう思ってるん依兎瀬だけかもしれへんで」
「Aの不安を煽らんといて下さいよ」
『不安になってへんからな！
おっしゃ、負けた方は勝った方の言うことを聞く！スタート〜！』
元気よく始まった鉄道ゲーム。
これ何年するつもりなんやろ
＿＿＿＿
END
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chara＊doll＿サブ(プロフ) - 宮さんのw.r.w.r.d.の作品が大好きです…💓 完結おめでとうございます！これからも応援してます！またいつか宮さんのd!の作品が見たいです…！✨🍀 (2021年11月12日 16時) (
レス) @page41 id: 8350102349 (このIDを非表示/違反報告)
Ok - ガチ泣きしてしまった (2021年11月8日 0時) (レス) @page38 id: f38258070c (このIDを非表示/違反報告)
つむ - 初めてですが、とってもおもしろかったですー。お身体に気をつけて、更新頑張ってください！ (2021年10月14日 14時) (レス) id: c4476d5627 (このIDを非表示/違反報告)
はくまい(プロフ) - 何某さんのd小説待ちわびてました〜！！！今回も凄い面白いです、ありがとうございます😭😭😭 (2021年10月13日 18時) (レス) @page5 id: 5573920f77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：宮 x他1人 | 作成日時：2021年10月13日 18時
