#19. ページ19
2人が帰って、俺はショッピにくそほど怒られた。
モニターで確認し、見たことないやつやったら居留守使えと。
宅配便は全部置き配やから出るなと。
トントンと、エミさん？、今日の2人しかもう入れたらあかんと。
「なんで言うことが聞けへんの」
『…』
「家事もしてくれてるし、部屋にも入らへんし、首輪付けたままやし、外にも出ぇへんのになんでそれだけが守れへんの」
『…インターホン…出てまうから…』
「そうやんなぁ。押されたら断れへんもんな」
俺は床に正座、ショッピは俺の前に立って腕を組んでいる。
怖い、今いちばん怖い。
「…次やったら追い出すで」
『お、追い出されたらどうしたらええの俺、』
「さぁ。どっか行けばええ」
『…嫌や、俺ここがええもん、』
「じゃあ言う事聞かな」
決して手を挙げることは無いショッピ。
それでもいつ殴られるか、それが怖かった
慣れてるんだけど、ショッピに殴られたら俺は終わってしまう
何もかも崩れて、正気を失うかもしれない。
「…A？」
『…ごめんほんまに、聞くから全部…、風呂行ってくる、』
「…言い過ぎたか…」
ショッピの服を借りて風呂場へ向かう
そろそろ俺の服も欲しい。仕事しなくていいって聞いて舞い上がったけど、やっぱり自分で稼いで物を買いたい。
大きなため息をついて、頭や体を洗い湯船に浸かる。
すると、扉が開いてショッピが顔を覗かせた
「A」
『ん？』
「ちょっと言い過ぎた、ごめん」
『え、あぁ大丈夫やで。言う事聞けへん俺が悪いんやし』
「…今度の休み、一緒にどっか行こっか」
『ほんまに！？行きたい行きたい！
俺な、自分の服欲しいねん！』
「分かった、ショッピングモールでも行こか」
軽く笑ってそう言ってくれたショッピ。
すぐに風呂場から出ていき部屋へ戻ったようだった。
ショッピングモールとか楽しみすぎて寝れへん。
いつ休み取れんねやろ、なんて思いながら風呂からあがり、頭や体を拭いて服を着た
ショッピは自室、俺は先に寝室に向かいスマホを見始める
『…なんかどれもおもんないなぁ』
ゲームをしてもいまいちピンと来ない。
俺はスマホを置いて、また勝手にベッドの端で寝ることにした。床は痛いし体が動か無くなりそうで。
また落とされそうな気もする。
そんなこと気にもとめず、俺は眠りについた。
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chara＊doll＿サブ(プロフ) - 宮さんのw.r.w.r.d.の作品が大好きです…💓 完結おめでとうございます！これからも応援してます！またいつか宮さんのd!の作品が見たいです…！✨🍀 (2021年11月12日 16時) (
レス) @page41 id: 8350102349 (このIDを非表示/違反報告)
Ok - ガチ泣きしてしまった (2021年11月8日 0時) (レス) @page38 id: f38258070c (このIDを非表示/違反報告)
つむ - 初めてですが、とってもおもしろかったですー。お身体に気をつけて、更新頑張ってください！ (2021年10月14日 14時) (レス) id: c4476d5627 (このIDを非表示/違反報告)
はくまい(プロフ) - 何某さんのd小説待ちわびてました〜！！！今回も凄い面白いです、ありがとうございます😭😭😭 (2021年10月13日 18時) (レス) @page5 id: 5573920f77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：宮 x他1人 | 作成日時：2021年10月13日 18時
