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?「Aー!」



藤の花に見とれていると後ろから聞こえてきた声



 「炭次郎・・・」



ハアハアハアと息を切らしているのは私の修行仲間



炭「ひどいじゃないか!置いていくなんて!」



 「炭治郎、ずっと山の中にいたじゃん」


俺も行くのに!とムン!とむくれてる



・・・・・・・・・・・・・・・・・

彼は私と同じ年の竈門炭次郎



私が鱗滝さんの元にきて数日後に現れた




鬼になった妹 禰豆子ちゃんを連れて





鬼への恨みしかない私は最初、彼らとの距離を置いていた





だけど、底なしのお人好しの炭次郎は私に遠慮なく話しかけ続け、最終的に自分の身の上話を聞いてもらっていた



正直、良い人過ぎて逆に怖いと思うこともある




私の話を聞いた炭次郎は自分のことのように泣いて悲しんでくれた




そして、



炭「Aは一人じゃない。俺や鱗滝さんや冨岡さんもいる!辛いけれど、一緒に前へ進もう」



そう私の手を握って言ってくれた




その前向きな言葉に杏寿郎お兄ちゃんを思い出して、零れそうな涙を慌てて振り払った



その日から私と炭治郎はお互いを鼓舞し合いながら修業や鍛錬を続けた



・・・・・・・・・・・・・・・・・



炭「それにしても、すごい藤の花だな・・・」



 「・・・ね」



横に並んだ炭次郎と前を向いたまま話をする




炭「・・・A、必ず生きて帰ろうな」





双子の女の子の説明が終わり最終選別が始まった




 「・・・うん。まずは7日間、生き残ろうね」







私たちは一歩踏み出した

5→←3



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riry(プロフ) - 滴さん» こんにちは。ご指摘ありがとうございます!こちらが気づいて修正しなければならない所、教えて頂きありがとうございます。滴さんのご指摘、全て正しいです。申し訳ないやらありがたいやら恥ずかしいやら...です。 (2021年11月8日 11時) (レス) id: 5c6d616fa5 (このIDを非表示/違反報告)
riry(プロフ) - あっつぁんさん» コメントありがとうございます!初作品の為緊張しているのですが、とても嬉しいです!これからも読んで頂けたら嬉しいです!よろしくお願い致します! (2021年11月8日 11時) (レス) id: 5c6d616fa5 (このIDを非表示/違反報告)
- 物語読んでいて気が付いたのですが。。。 28のここの部分 なんの事だろうと思っていると中からしのぶ様が洗われた これ正しくはしのぶ様が現れたではないんでしょうか? (2021年11月5日 1時) (レス) @page28 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
- 物語読んでいて気が付いたのですが。。。 同じく27のここの台詞 胡「なるほど...。○○←ナマさんが負傷した、血を流してから鬼の動きが鈍くなったと...」 これ正しくは負傷し、ではないんでしょうか? (2021年11月5日 1時) (レス) @page27 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
- 物語読んでいて気が付いたのですが。。。 27のここの部分 昨夜の文には、傷を見てほしいことと、鬼に言われた”マレチ"というものが何か教えてほしい"と書かせて頂いだ これ正しくは書かせて頂いたではないんでしょうか? (2021年11月5日 1時) (レス) @page27 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:riry | 作成日時:2021年10月13日 0時

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