24 ページ24
カン!カン!
木刀がぶつかる音が山の中に響く
ガッ
「あぐっ...」
衝撃と共に地面に転がる音
冨「....遅い」
「っもう一度、お願いします!」
冨「全集中の呼吸 常中ができるようになったか」
「はい。しのぶ様に教えて頂き鍛錬致しました」
冨「そうか」
................
煉獄家を逃げ出した日から一ヶ月近く経った
しのぶ様のわかりやすい説明と、きよちゃんなほちゃんすみちゃんの協力、それとなんとかモノにしてやる!!という気合でどうにか出来るようになった
冨「....もう夕方か。A、任務は?」
「本日はない為、このまま休もうかと」
現在私は冨岡さんの家にご厄介になっている
住む家のない私はいつも木の上等で寝ていたのだが、見廻りで近くを通ったらしい冨岡さんにバレたのだ
冨「俺一人しかいないから住む場所が決まるまで自由に使え」
「いや、さすがにそれは...」
冨「兄として、妹の安否を確認するのは当然の事だ」
兄、妹という言葉にむず痒いものを感じるが
正直、雨風しのげる場所があるのはありがたい
「ありがとうございます。それではご厄介になるので食事等は私にやらせてください」
冨「.....できるのか?」
「鱗滝さんのところでもしていましたし、それに..
"いつ嫁いでも困らないように"と母から家事炊事教わっているので」
そう言うと、冨岡さんは悲しそうな申し訳なさそうな顔をした
....冨岡さんが悪いわけではないのに
278人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
riry(プロフ) - 滴さん» こんにちは。ご指摘ありがとうございます!こちらが気づいて修正しなければならない所、教えて頂きありがとうございます。滴さんのご指摘、全て正しいです。申し訳ないやらありがたいやら恥ずかしいやら...です。 (2021年11月8日 11時) (レス) id: 5c6d616fa5 (このIDを非表示/違反報告)
riry(プロフ) - あっつぁんさん» コメントありがとうございます!初作品の為緊張しているのですが、とても嬉しいです!これからも読んで頂けたら嬉しいです!よろしくお願い致します! (2021年11月8日 11時) (レス) id: 5c6d616fa5 (このIDを非表示/違反報告)
滴 - 物語読んでいて気が付いたのですが。。。 28のここの部分 なんの事だろうと思っていると中からしのぶ様が洗われた これ正しくはしのぶ様が現れたではないんでしょうか? (2021年11月5日 1時) (レス) @page28 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
滴 - 物語読んでいて気が付いたのですが。。。 同じく27のここの台詞 胡「なるほど...。○○←ナマさんが負傷した、血を流してから鬼の動きが鈍くなったと...」 これ正しくは負傷し、ではないんでしょうか? (2021年11月5日 1時) (レス) @page27 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
滴 - 物語読んでいて気が付いたのですが。。。 27のここの部分 昨夜の文には、傷を見てほしいことと、鬼に言われた”マレチ"というものが何か教えてほしい"と書かせて頂いだ これ正しくは書かせて頂いたではないんでしょうか? (2021年11月5日 1時) (レス) @page27 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:riry | 作成日時:2021年10月13日 0時