【あんスタ】明けない夜などないのです。【裏切り】

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なんとかレッスン室に辿り着いたのでレッスン開始。

『まずは各自で適当にストレッチしてね〜』

私たちプロデューサー組はスポドリやタオルの用意。
スポドリは私が用意したのだ。ア●エリよりポ●リ派なのよ、私。
タオルはあんずちゃんがふわっふわに洗濯してくれたんだよ!!ちょー良い匂い!!

「嗅ぐな。アンタが嗅いだタオルとか誰が使うわけぇ?」
『泉。』
「刺すよ」

いやぁ〜、泉は冗談が通じないなぁ。
…今のところ藤堂は大人しいし。大丈夫かな?

『はい、大体ストレッチは終わったかな?それじゃあ自己紹介タイムいってみよー！』

みんなを円になるように座らせる。
自己紹介で親睦を深めるのも大切だよね。

「それじゃあ、右回り…スバル君から。名前と学年と好きな何かを言っていって。はいどうぞ。」

あんずちゃんが言うとスバルは颯爽と立ち上がって自己紹介を始めた。まぁTrickStarのみんなはEveと会うのは初めてじゃないし心配はいらない。
他のユニットなんだよね、問題は。

「よーし、次は俺か!!Knightsのリーダーであり王様!!3年の月永レオだ!!うっちゅ〜☆好きなものは、るかたん!あぁっ!!でも、るかたんは物じゃない!!好きな人って伝えた方がよかったか〜!?でも、」
「月永君の話は長すぎるのぅ。こういうのは簡潔にまとめて話すのじゃぞ?我輩はUNDENDのリーダー、朔間零じゃ。月永くんと同じ3年生。好きなもの…いや、好きな人は朔間凛月じゃ!!!!」
「兄者キモいからやめて」

うん、Eveの二人は唖然だよね。
KnightsにUNDENDっていう特に変人揃いのユニットだもんね、私も人のこと言えないけどさ。

Eveの二人は終始唖然としてた。あの日和でさえ反応に困るくらいだぞ。

「ず、随分と個性的?エキセントリック?なんだねぇ…というか…やばい、ね…」

隣に座っていた日和がこそっと耳打ちしてきた。日和にしては言葉を選んだね()
でもそんなやつらが夢ノ咲にまだまだいるんだよ？とは言えないな、うん。

そしてようやくEveの番。

「えっと…Eveの漣ジュンです。2年です。好きな人はあんずさんです。」

好きな何かを言う所がみんな好きな人になってるんだけど。
いいんだけどさぁ?私、一回も言われてないんだけど?
しかもジュンもさらっと言ったし…
次の日和で最後だね。

「Eveのリーダー、巴日和。3年生だよ!好きなものは…やっぱり僕の美貌かな!」
『やっと好きな人じゃないやつ出てきたと思ったらお前もやべーじゃねぇか!!』

初めてだよ、こんなに私がつっこんだのは。

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