脇役女子が主人公 (ページ36)

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体育祭前ページ36

作者より。

突然の登場すみません(..)
兄弟の設定について触れておきます。

作者はワンピースも好きなので兄弟設定はワンピースから貰ってます。
お名前もお借りする予定です。

あまり登場しないし、お名前借りてるだけなので知らなくても大丈夫です。

念のため、ご報告だけ。

ちらす

・

「ただいまー」

「おかえり、A」

家に帰ってさっそく妖精について調べることにした。
リビングでスマホを触る。

「…お母さんはなんで炎得意なの気付いたの？」

「そうねえ、たしか…家事現場に居合わせた時よ。
ヒーローも消防の到着も遅れてて人が中にいたの」

懐かしそうに目を閉じるお母さん。

「仮免持ってたからね、何とかしなきゃって。
火の中飛び込んだら何故か"出来る"って思ったのよ」

そして無事中の人たちを救出。
その後、その得意を磨いてエンデヴァー事務所にサイドキックとして雇わらたんだとか。

「私も飛び込もうかな…」

「ダメよ、お兄ちゃん達は自然に出来る様になったんだからAも無茶はしないで」

「でも…お母さんも」

「大丈夫、出来るようになるから」

そう言われて何も言えなくなった。
お母さんの話を聞いてもしかしたら…って思った。

いや、私は別の事をする。
爆豪くんに言われたんだもん。

「お母さん、私、体育祭までにやる事あるから帰り遅くなる」

「あら、そうなの？気を付けてね」

明日から放課後残って訓練。
出来る事増やそう。

見てほしいから、色んな人に。
憧れのヒーローに。