うちの弟が大変お世話になっております２ 【名探偵コナン】

番外編２ ページ2

番外編２


この人やりやがった。
マジで爆弾投下しやがった。

どうしてくれるの？！


『あ、安室さん。今のはちょっと頂けないです』

安「ッくす)さぁ、なんのことだかわかりませんね」


こいつッ


安「僕は純粋に心配しているんですよ。
あの別荘冷房が利きすぎていたので、体を冷やさないかどうか」

『…カーディガン持ってきてくれてありがとうございます』


できればもっと早く、普通にフォローしてほしかった。
これじゃあ結局私が怒られるじゃない。

安「いえいえ」

園「えぇー？やっぱりそれだけなの？」

『本当にそれだけなの；
安室さんとなんて、ポアロの安室さんファンが怖いよ；』

蘭「それは言えてますね」

園「安室さんモテモテだから；」

安「そんなことありませんよ」

コ「こそッ)姉さん後でちょっと」


あはははははは。
私終了のお知らせ。

なんでいつも私ばっかり個人的に呼び出されて怒られるんだろう。

たまには安室さんが怒られれば良いと思うの。

不公平だよね？
別に私から何か仕掛けてるわけじゃないのに。
むしろよく回避していると褒め称えてほしいのに。


安「ですが、僕自身としてはその他大勢よりも、Aさんただ一人に振り向いて頂きたいんですがね」

蘭、園「「きゃー/// 安室さん素敵ー」」


ごめんなさい！
もう許してッ！！！！


『わー。私なんだか寒くなてきちゃったなぁー(棒
この辺って日が沈むとこの時期でも冷えるんだねー。
残念だけどそろそろお暇したいなー(棒
ね、コナンくん？
小五郎さーん！！帰りもよろしくお願いしまぁーす！！！！』


新ちゃんの手をつかみ、小五郎さんのもとに小走りで向かう。

ダメだ、あの場所にこれ以上とどまったら私の死亡フラグが乱立するッ
後ろで新ちゃんがあたふたしてるけど、かまっている余裕は私にはない！

全くない！！！

遥か後方で蘭ちゃんと園子ちゃん、安室さんが何やら話しているけど、この際無視よ無視！
小五郎さんのレンタカーにつくと、後ろを振り返り女子高生に声をかける。


『園子ちゃーん！蘭ちゃーん！帰るよー！！
安室さーん、今日はありがとうございましたー！』


気に入らない相手に対してもきちんと挨拶するのが社会人のたしなみ。
挨拶は誰に対しても平等に、きちんとしなさいって言うのが元大女優、母工藤有希子の有難い教え。


安「また、ポアロでおまちしていまーす！」


しばらく行きませんよ。




こうして、私にとっても事件続きのテニスは幕を閉じたのだった。









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