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一歩前へ。 ページ1
――
今、私の心臓は弾けてしまいそうになっています。
だって、目の前に好きだった人が居るんだもの。
――
今日はメイクアップアーティストとしての仕事が入っている日。
ただ、問題があるとしたら、その担当する人達が誰か、という事だ。
記憶に間違いが無ければ、グループ名に間違いが無ければ。
私がかつて好きだった人が、メンバーで居るグループの筈で。
はあ……、と大きな溜息を吐露してしまう。
緊張や羞恥、期待や不安が綯い交ぜになった感情のまま、果たして私の心臓は持つのだろうか……。
言っていっても仕方が無い。
パァン、と己の両頬を叩き、どうにか気合を入れた。
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作者名:雛月 | 作成日時:2021年11月19日 2時