９話 ページ12
目を覚ますと白い天井。ぎゅっと握られている左手…少し濡れている
『っ…んぅ』
痛って？！
あ、撃たれたんだ
横にはエーミールがいた泣き疲れたのか寝ている
『…起こすのも悪いしなぁ』
なんて考えていると太ももあたりに重心がかかる
zm「起きた？生きてる？」
そう言って私の顔をぺたぺたと触るゾム
『心配かけてすまんな。生きてるぞ』
そう言うとブワァっと涙を流すゾム
zm「ほんま？！死んでへん？…よかったぁぁ死んでたらどうしようってぇ…グスッ」
ゾムを撫で続ける
だんだん太ももが痛くなってくる…重い
『ゾム、すまんが太ももが痛い』
zm「ごごごめん！嫌いにならんといてぇや」
『大丈夫だ嫌いになんてならない』
em「ゾムさん何の騒ぎで……Aさん？！」
『おはようエーミール』
em「みなさん！！Aさん起きましたよぉぉ！！」
精一杯叫ぶエーミール
するとドタドタと足音が聞こえる
みんな来てくれるだぁ可愛い
os「大丈夫ですか？！」
『嗚呼、大丈夫だオスマン」
そう言うとオスマンは驚いた顔をした
何かおかしい事言ったか？
os「何で名前…」
『ん？名前で呼ぶのは普通だろう？』
os「俺はAを信用してええの？」
『私はお前らの親だからな』
kn「何が親やどうせ俺たちの事いいように扱うくせに」
頑固だなこいつ
まぁ今までの経験からして言ってるだけだから悪気はないと思うが
『コネシマ少し私と2人で話さないか？』
kn「わかった」
私とコネシマ以外外に出る
『コネシマ、お前にとって親はどうあるべきと思う？』
kn「子供の面倒を見る」
『お前の親は？』
kn「俺の事なんてちっとも見いへん最低なやつや。しまいには俺を売った。ぬくぬくと愛情を貰って育ったお前にはわからんやろ」
『私の親は、父は軍人だった私に最低限の護身術を教えてくれた母も優しかった。でも幸せは一瞬で壊れた。部隊隊長だった父は暗殺されそのショックに耐えきれなかった母は壊れた。その日から私へ暴力を振るったり火傷させられたり。しまいには私を捨てた。私はそこから父から教わった護身術を殺戮に使い生き延びて来た私はお前らのような真っ白な者と一緒にいてはならないんだ。この幸せもいつか壊れるんじゃないかと…怖いんだ』
kn「……なぁお前は俺を捨てへんか？愛情をくれるか？」
『私はお前らに私のような思いをして欲しくない』
kn「完全とは言わんが、俺はお前を信じるわ。じゃあおやすみ」
部屋を出て行くコネシマ
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煙楽 - カロウと子供達の会話で俺の腹筋は飛び立ちまs))殴 いやぁ神作っすねぇ！応援してます！×５これからもぉ！がんばってくださぁいぃぃ！！ (2022年3月20日 8時) (
レス) @page25 id: 36bcf701c9 (このIDを非表示/違反報告)
かみぶくろ*(プロフ) - にらさん» 紙作だぞ☆ (2021年11月15日 0時) (レス) id: f95ffe6f10 (このIDを非表示/違反報告)
にら - 神作しかないんだゾ☆ (2021年11月14日 23時) (レス) id: f3da814145 (このIDを非表示/違反報告)
かみぶくろ - 月乃さん» 頑張るよぉーお疲れ様！ (2021年4月17日 19時) (レス) id: 45b4dc3dab (このIDを非表示/違反報告)
月乃 - 頑張って〜疲れて語彙力亡くなっているんです。 (2021年4月17日 19時) (レス) id: 86b43c433e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かみぶくろ* x他1人 | 作者ホームページ：http://kopeeku
作成日時：2021年3月15日 16時
