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着替えるために自室の扉を開けたら､ロンジュニヒョンがいた｡私のベッドに突っ伏している｡傍から見たら変態だろうな｡これが一般人だったら逮捕ものだ｡
『ロンジュニヒョン､何してるんですか』
RJ「…見てわかんない？寝てんだけど」
『人のベッドでですか？』
RJ「ヒュリやぁー､こっち来てー」
『…着替えてロンジュニヒョンの部屋に行こうと思ってたんですけど』
RJ「いや､俺ここにいるじゃん」
彼は何が何でも動きたくないらしく､ずっと手招きをしている｡従うのは何となく癪だが､従わないと彼の手首が腱鞘炎になってしまいかねないので傍に行く｡なんですか､とベッドの傍で膝をつくと目線が同じくらいになる｡彼の綺麗な顔から疲労の色が漂う｡
『ロンジュニヒョン疲れてますね｡今気付きましたけど』
RJ「おー…こりゃ､可愛い女の子と一緒に寝なきゃ疲れは取れないなぁ」
『…おじさんみたいですね｡ダメですよ｡チョンロがヒョンを引きずり出してきてって言ってるんですから』
RJ「じゃあ､夜は一緒で」
『…ヒョンの部屋で』
RJ「なんでわざわざ狭い方を選ぶんだよ〜」
『ジェノヒョンがいると安心だからです』
RJ「…あー傷付いた｡ぜってーここで寝てやる」
『それなら私がジェノヒョンの部屋で寝ます』
ロンジュニヒョンが困った顔をしている｡ここまで意固地になったことが無いからだと思う｡いつもは一緒に寝たいなんて言わないのに｡
『…ここじゃなきゃダメ理由を教えてください』
RJ「それは…特にないな」
『…仕方のないヒョンです｡今日だけですからね』
RJ「アイゴや〜ウリエギ〜！」
結局私が折れると､彼は嬉しそうに笑って頭を撫でてくる｡
『リビングに行きますよ｡チョンロが待ってるんですから』
RJ「おー」
私に隙が出来てきているのは分かっていた｡だけど､少しくらいは許してほしい｡私は人見知りなんかじゃない｡もっと話したい｡それを我慢してヒュリになってきた｡
これくらいで揺らぐような地盤づくりはしていないつもりだ｡
約三年も､自分の人生を擲って作り上げた彼女の舞台｡
あとは彼女が立つだけなのだから｡
＊＊＊＊
着替えてリビングに行くと､チョンロがロンジュニヒョンを引っ張っていく｡私はチソンの隣に座る｡彼は少しだけこちらに目を向け､私の太ももの上に頭を乗せた｡
『チソンア』
JS「…ん〜？」
『…(かわいい)』
JS「…ん？」
口パクでは伝えられるんだけどな｡
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su4a54fpds(プロフ) - めちゃくちゃ面白かったです。 (2020年7月18日 0時) (
レス) id: 93a8daf531 (このIDを非表示/違反報告)
ココ(プロフ) - めちゃくちゃ面白かったです！！！！ (2019年11月8日 7時) (レス) id: 034759dbd3 (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - ぱーむむさん» ありがとうございます！！雑な終わり方で申し訳なかったです…！続きは内容を考えてみますね！近いうちにどっちかが上がると思いますので､楽しみにしていただけたら嬉しいです！ (2019年9月14日 0時) (レス) id: 396d1f30b5 (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - かんめいさん» コメント助かります！！二人の小説は確かに少ないですよね…！個人的にはチソンくんの方が書きやすいので､チソンくんかなぁ…と｡続きは内容を､考えてみます！ (2019年9月14日 0時) (レス) id: 396d1f30b5 (このIDを非表示/違反報告)
ぱーむむ(プロフ) - 毎日更新されるの楽しみにしながら見てました！ このお話の続きも見たいです！ (2019年9月13日 18時) (レス) id: 9e8d1002e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まる | 作成日時：2019年8月15日 4時
