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【僕が彼女をスカウトして…この事務所に入れた｡そして､この手で彼女を地元に帰した｡彼女の人生を台無しにしたのは僕だと言っても過言ではない】
JS「あなたが､Aを帰した…？ってことは､最後に何かしら話しましたよね！？」
【そうだね｡色々話したよ｡彼女は､本来お喋り好きな女の子なんだ｡設定上､君たちとあまり話せなかったけれど…それでも君等のことが大好きだったようだ｡ヒュリのことも､気にかけていた】
HR「……私のことを？」
【ちゃんと馴染めていたか｡自分の作ったあの場所が､君にとって苦しいものじゃないかってね｡だから僕は､彼女に餞別の意味を込めてプレゼントを渡したんだ｡彼女は傷付いてしまったかもしれないけど…それでも僕は､彼女に自分だけの人生を歩んでほしかった】
JM「プレゼントって…それに傷付くって何ですか！？」
【彼女は十分に傷付いた｡だけど､それを癒やすのは君らじゃなきゃ無理だった｡だから自分の足で歩けるように､踏ん切りをつけさせたんだ｡君らとの思い出に､これまでの日々に】
HC「…話が見えてこないんですが…」
【僕は彼女のこれからを応援している｡例えこの事務所の悪事が公になってしまおうともね…､彼女は確かにアメリカのダンススクールにいる｡そこは僕が彼女の両親を通して紹介した場所だ｡彼女がダンスを磨きたいと､そう望んだから｡つまり､彼女が会いたくないと望むなら､会わせないということだ】
RJ「……会いたくない…」
【君たちが彼女を大切に思っているのは分かっているよ｡でも､彼女の傷は自力で完治しかけている｡そこをまた開いてしまう様なら､会うべきではない｡―――だけどね､完治できないのは…君たちがいないせいでもあるんだ】
JN「…俺たちがいないせいでもある？」
【彼女が韓国に帰ってきた日､彼女は何をしたと思う？】
彼は､僅かに笑みを浮かべながら聞いてきた｡
それは､父のように優しい微笑みだった｡
彼らは分からないと言ったように顔を見合わせて､彼に再び目を向けた｡
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su4a54fpds(プロフ) - めちゃくちゃ面白かったです。 (2020年7月18日 0時) (
レス) id: 93a8daf531 (このIDを非表示/違反報告)
ココ(プロフ) - めちゃくちゃ面白かったです！！！！ (2019年11月8日 7時) (レス) id: 034759dbd3 (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - ぱーむむさん» ありがとうございます！！雑な終わり方で申し訳なかったです…！続きは内容を考えてみますね！近いうちにどっちかが上がると思いますので､楽しみにしていただけたら嬉しいです！ (2019年9月14日 0時) (レス) id: 396d1f30b5 (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - かんめいさん» コメント助かります！！二人の小説は確かに少ないですよね…！個人的にはチソンくんの方が書きやすいので､チソンくんかなぁ…と｡続きは内容を､考えてみます！ (2019年9月14日 0時) (レス) id: 396d1f30b5 (このIDを非表示/違反報告)
ぱーむむ(プロフ) - 毎日更新されるの楽しみにしながら見てました！ このお話の続きも見たいです！ (2019年9月13日 18時) (レス) id: 9e8d1002e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まる | 作成日時：2019年8月15日 4時
