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ヒュリの目にも､声にも既に恐れは無くなっていた｡
HR「彼女は私の代わりになれました｡でも､私は私の代わりだった彼女にはなれなかった｡努力で手に入れたはずの場所は､もうずっと前に彼女に馴染んでいました｡ゲームの上手い彼女と下手な私がいたように…それくらい､目に見えて分かる変化だったと思います」
彼らは自分よりも年下､同い年で頑張る女の子が二人いたことを知った｡
小さな背中､細い肩､自分よりも低い身長で大人に背負わされた大きな荷物を一生懸命持っていた｡
どちらが重くてツラいかとかそんなことよりも､背中合わせでたった二人…お互いの存在もよく知らないままで過酷な運命を歩んでいたことが､どれだけ孤独だったか｡
HR「…もし､皆さんが彼女に会いたいと願うなら…私はそれを叶えたいです｡私も…彼女に会って､もう一回謝りたいんです」
HC「ヒュリや､俺はアイ､じゃねえや…Aに会いたいって思うけど…お前とも仲良くしたいなって思うよ｡ヒュリもAも大事な妹だから」
CL「僕はさA､としか過ごしたことがないから､凄く恋しく思う｡でも､ヒュリとも仲良くなりたい…かなぁ」
RJ「正直､俺は…Aに会いたいし､叶うなら一緒に同じステージに立ちたいって思う｡だってあいつは俺の憧れで､俺の初めての妹だから｡だけどヒュリがこうして正直に話してくれて､嬉しかった｡黙ったままでいられたら､築けるはずの信頼も無かったからな」
JS「……心の中のモヤモヤが無くなってすっきりしたよ｡夢物語を言うとしたら､俺はヒュリもAも一緒がいい｡一万歩譲って二人が同じ舞台に立てないとしても､それ以外では一緒にいたい」
JN「それは欲張り過ぎじゃないか？まぁ俺も…一番いいのはそれだけどさ｡ヒュリが謝りたいようにさ､俺も謝りたいことあるし」
JM「…俺は､どっちも大切だけど…叶うなら…どっちもこの両手で抱きしめたい｡可愛い妹を独り占めしたい｡顔が同じで､性格が正反対なんて絶対一緒にしたら可愛いじゃん！ヒュリとAが入れ替わってるって思ったら､抱きしめになんて行けなかったけどさ…可愛い妹には愛情を注ぎたいわけよ！隠し事もないことだし…目一杯可愛がりたい！」
JS「ジェミニヒョン､あまりにも過剰な愛情表現は嫌われますからね」
JM「……自重はするよ｡理性が保てればの話だけど…」
HR「……私､もう一回だけ…自力で頑張ってみても…いいですか？」
その言葉に全員が笑顔で頷いた｡
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su4a54fpds(プロフ) - めちゃくちゃ面白かったです。 (2020年7月18日 0時) (
レス) id: 93a8daf531 (このIDを非表示/違反報告)
ココ(プロフ) - めちゃくちゃ面白かったです！！！！ (2019年11月8日 7時) (レス) id: 034759dbd3 (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - ぱーむむさん» ありがとうございます！！雑な終わり方で申し訳なかったです…！続きは内容を考えてみますね！近いうちにどっちかが上がると思いますので､楽しみにしていただけたら嬉しいです！ (2019年9月14日 0時) (レス) id: 396d1f30b5 (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - かんめいさん» コメント助かります！！二人の小説は確かに少ないですよね…！個人的にはチソンくんの方が書きやすいので､チソンくんかなぁ…と｡続きは内容を､考えてみます！ (2019年9月14日 0時) (レス) id: 396d1f30b5 (このIDを非表示/違反報告)
ぱーむむ(プロフ) - 毎日更新されるの楽しみにしながら見てました！ このお話の続きも見たいです！ (2019年9月13日 18時) (レス) id: 9e8d1002e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まる | 作成日時：2019年8月15日 4時
