29 side.JS ページ30
彼女がいなくなっても､彼らの時間はあまり変わらなかった｡
ヒュリは変わらずにいるからだ｡
JM「ヒュリや〜､オッパとストレッチでもする？」
HR「はい！ジェミニオッパ」
JN「え〜！昨日もジェミニが一緒にやってただろ！」
RJ「…ヒュリがやりたい奴とやらせてやれよ」
HC「チソンア〜拗ねてないで､俺と一緒にやろうよ〜」
JS「拗ねてません！前に見せた動画を見てるんです！ヒョン達ってば､センターの子にしか目が行かないとか言うから！」
CL「あのブロンドの子､可愛いよね〜ダンスも上手いし､普通にレベル高い」
JS「チョンロも！そっちじゃなくてさ〜！」
HR「チソンア〜､ストレッチしようよ〜」
JS「ヒュリや､俺は少し忙しいの！もう少しだけ待って！」
――――でも
ただ､少しだけ
どうしても距離を取ってしまいたくなる｡
分かってる｡
どうしようもないし､どうにもならないことは痛いほど分かってる｡
でも､どうしても
アイと縮めた距離をヒュリに簡単に渡したくなかった｡
成り代わったとしても､アイとの時間はアイと自分だけのもので
今まで培ってきた友情だってアイとのものだ｡
―――チソンア､この人のダンス綺麗だから一緒に見よう｡
RJ「チソン､こっちで一緒に見よう｡俺も同じ広告が流れてさ､言ってた子見たんだ」
JS「ロンジュニヒョン､あの子凄く上手くないですか？」
RJ「ブロンドの子に目が行くように出来てるけど､実際一番上手いよな」
彼女がいなくなって､もう二か月｡
それでも変わらない時間に
取り残されたような気持ちになる｡
前と変わらないジェミニヒョンもジェノヒョンも
少しぎこちないけど上手く取り繕うヘチャニヒョンもチョンロも
きっと隠すのが上手いだけで､俺とロンジュンヒョンと同じなんだろう｡
同い年で､何もかもを隠し通した彼女には
俺はまだ遠く及ばない｡
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su4a54fpds(プロフ) - めちゃくちゃ面白かったです。 (2020年7月18日 0時) (
レス) id: 93a8daf531 (このIDを非表示/違反報告)
ココ(プロフ) - めちゃくちゃ面白かったです！！！！ (2019年11月8日 7時) (レス) id: 034759dbd3 (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - ぱーむむさん» ありがとうございます！！雑な終わり方で申し訳なかったです…！続きは内容を考えてみますね！近いうちにどっちかが上がると思いますので､楽しみにしていただけたら嬉しいです！ (2019年9月14日 0時) (レス) id: 396d1f30b5 (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - かんめいさん» コメント助かります！！二人の小説は確かに少ないですよね…！個人的にはチソンくんの方が書きやすいので､チソンくんかなぁ…と｡続きは内容を､考えてみます！ (2019年9月14日 0時) (レス) id: 396d1f30b5 (このIDを非表示/違反報告)
ぱーむむ(プロフ) - 毎日更新されるの楽しみにしながら見てました！ このお話の続きも見たいです！ (2019年9月13日 18時) (レス) id: 9e8d1002e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まる | 作成日時：2019年8月15日 4時
