とっとと婚約破棄して下さりませ２【wrwrd】

狂人 ページ19

Zm「なぁ、昨日はどこに行ってたん？」


アカリ「ふぇっ！？え、えーっとねぇ。」


考え込んだ様子を見せるアカリ。

ここで考え込んでる時点でもう嘘つきに越した事は無いんやけどな。

おもろいし、もうちょっと揺さぶって見るのもありやな。


アカリ「え、わ、わす、忘れちゃったなぁ？」

忘れる？昨日のことを？ハッ。笑えんなぁ


rbr「え？あ、アカリちゃんゾムの家にインカムとどけに行ったんやろ？」

アカリ「う、、、うん！！そうなのよー。ゾムくん忘れちゃったのぉ？」

は？そんなわけありゅ？


やっぱいいや。こいつ耐えられんわ。


Zm「あんな、昨日届けに来てくれたんはAやから。流石嘘つき女やな。」

そう吐き捨てていつもの屋上へと行った。

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A side


扉を開けて教室に入る。すると、急に腕を掴まれた。


アカリ「ちょっとぉ。Aちゃん。きてよぉ？」

返事をする間もなく廊下に連れて行かれる。


アカリ「あのさぁ。なんでゾムくんにバレてんのかなぁ？」


A「え、私アカリさんに押し付けられたなど一言たりともも申してないわよ？」

明らかに憤りを見せて居るアカリ。

なんですのよ？全く面倒くさい人ね。

アカリ「チッ、、、本当に邪魔しかしなぁいじゃあん？？うざいのよぉ〜あ・な・た！」


するとアカリの手が私に向かって一直線に伸びてくる。


あぁ。今度は打たれるんですのね？急いで保健室に行かないとだわ。

そう思ったその時だった。

Shp「その汚い手でAさんに何をするつもりですか。」

A「し、ショッピ君っ！！」

偶然にも通りかかっていたのか、ショッピ君が私を庇うようにしてアカリの手を掴んでいた。


Shp「Aさん。平気ですか？」

アカリなんて気にも止めず私のことを心配してくれるショッピ君。

アカリ「ち、違うのぉ。ぴー君。聞いてよぉ。この子が私に手を出してきたからやり返そうと思ったのよぉ？」

そうまくし立てるアカリに冷静に答えるショッピ君。


Shp「いや、そんなバレバレな嘘つかんで下さいよ。後ろでずっと見てたのもしかして気づいて無いんすか？笑笑」

煽りつつも的確なショッピ君。

はえー。流石やな。

そう思っていると、

今度はショッピ君に優しくエスコートされて教室に帰った。

報われないの→←我慢

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