行きたくない ページ16
zm side
はぁ。今日も行く気にならへんなぁ。
これで部屋にこもり続けて一週間ぐらいだったんか。
それにしても俺らしくないわ、、、、、、。
一週間もサボり続けてるなんてなぁ。自分でも驚きやわ。
理由はもちろんアカリのあの事件。
俺はやっぱアカリを信じるべきやったんか??
でもAがそんな事するとも思えへんねんな。
そんなことをぼーっと考えてるうちにもう昼過ぎだったりするのだ。
Zm「あ、そうや。今何時なんやろ?」
不意に気になって時計を見ると案の定もう午後。
はえー。もう2時かよ。
今日も学園に足を運ぶのは無理やな。
そして、再びベットにダイブした。
Zm「はぁ。俺がどっちかを付けてれば真相はいち早く分かってたんに、、、、」
こういう仕事は本来なら自分がやるべきだったのだ。
自分がとてつもなく不甲斐なく感じた。
zm「俺はどうすれば良いんやろ、、、、、。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Em side
はぁ、、、何という事なんでしょうか。
此処で自白致しましょうかね。私は見てしまったんです。
あの、アカリさんの自作自演を。
あの日、そう文化祭の帰りですかね。
ちょうどアカリさんを見つけて勇気を出して「一緒に帰りませんか?」と誘うつもりで、その後ろ姿を追ったんです。
彼女は全く自分に気づいてなかったみたいで、それにとても焦っているように見えたんです。
そして彼女はバックからカッターを出して痣だらけの身体を切り始めたんです。
あまりに悲惨な光景で思わず目を背けたくなりましたし、止めにも入ろうかとも考えましたが、臆病者の私にはそんな事出来るはずもありませんでした。
そして彼女は体育倉庫の鍵を取り出して中に入り、見に行ってみると、鍵が掛かっていました。
きっと彼女が閉めたんでしょう。
わたしはアカリさんが好きでした。その可憐な花みたいな笑顔に恋に落ちたんです。
貴女の笑顔を見たら、そこまでしてA嬢を蹴落とそうとしている悪人とは思えないのです。
どうしても。
学園に行く度に言おう言おうと思っても口が開かなくって、、、
それから学園に通う頻度はどんどん減っていきました。
それに、今日も行けませんでした。
Em「明日は、、、、」
そこで考えるのをやめた。
あぁ、私はどうするのが一番良いのでしょうか?
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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桜木 優 - 完結おめでとうございます!とても面白く,物語に引き込まれてしまいました!! (2022年6月26日 0時) (レス) @page24 id: 792d2ff293 (このIDを非表示/違反報告)
シアン - あんりさん» ありがとうございます!!やっと終わらせる事が出来ました!好きだなんて言ってもらえて嬉しいです。今までありがとうございました! (2020年5月13日 22時) (レス) id: 328722ebc8 (このIDを非表示/違反報告)
あんり - ん!!!完結おめでとうございます!すっごく好きでしたー!お疲れ様でした! (2020年5月13日 22時) (レス) id: 4620368618 (このIDを非表示/違反報告)
シアン - セツナさん» コメントありがとうございます!!最後まで読んでくださってありがとうございました! (2020年5月13日 16時) (レス) id: 328722ebc8 (このIDを非表示/違反報告)
シアン - 闇兎さん» コメントありがとうございます!!完結いたしました!!ずっと読んで下さっていたなんて、嬉しすぎます!!ありがとうございました! (2020年5月13日 16時) (レス) id: 328722ebc8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シアン | 作成日時:2020年4月27日 10時