いつものことだった ページ11
gr side
tn「えっ？え？A嬢？まだポルタさんは来たばっかりやしな？？？」
そう言って嗜めるトン氏にボソッと囁く。
gr「いや、何時もあんな調子だから気にしなくていい」
そう、A・ヴェルタは一応俺の婚約者である。
フューラー家も、ヴェルタ家もとても高い位に着いている。まあ、政略結婚だろう。
俺は時期総統に就任するがその為婚約者を、という事も婚約決定の大きな引き金になっただろうと俺は思っている。
たしか、Aが5歳の時に俺との婚約が決まった
んだだだと思われる。
初めては少し小煩いが、とても綺麗な人だ。
そう思った。
しかし、どんどん成長していくにつれ、ワガママさが増して言ったのだ。
「あれが欲しい」
「エスコートして頂戴な」
「なんで今日は来てくれなかったのですか？」
と、もう此方も限界を感じ始めていた時だった。
つい先日の事。
「やはり、貴方様もたまにはご友人方と学園にで行きたいでしょう？エスコートはして頂かなくても大丈夫ですわよ」
と言い出したのである。
俺は耳を疑った。そして確認した。
gr「お、お前は本当にAか？」
すると見たこともないぐらい優しそうに笑い始めたのである。
「うふふふ。何を仰いますか？何処からどう見ても私は私ですわよ？」
恥ずかしながらも、その笑ったか顔に気づけば見惚れていたのだ。
gr「いや、貴女の婚約者なのだからそれぐらいはさせてくれ」
気づけば前まで思っても見なかったことを口走っていた。
、、、、
そんな気持ちもあったな。
つい昨日のことをひとり振り返る。
でもAはやっぱりAだったのだ。
昨日のことは夢でもあったのだろう。
はあ、、、、、とうとう初対面の令嬢にイジメまで起こしてしまうのか？そう思った時だった。
A「ほら、アカリさん。まずはそのナイフをとって、」
戸惑うアカリ嬢。
A「ほら、さっさとしてちょうだいな？この私が教えてあげるって言ってるんだから。」
、、！！！
なんだ、やっぱり前までとは違うではないか。
流石は俺の婚約者だな。今は、そう思うようになっていた。
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名無し - ページ26で「私の高感度」となっていますが、「好感度」の間違いではないでしょうか？意図的にそうされていて、この指摘を不快に思われたらすみません🙇気になったので指摘させて頂きました。 (8月11日 17時) (
レス) @page26 id: 3e98d5379e (このIDを非表示/違反報告)
シアン - きのみ�擦気�» コメントありがとうございます。小説内でも書きました通り、この小説では期生＝年生だと思って頂けると幸いです。私の認識ミスでして、、。本当にすみません！！ご指摘ありがとうございます！ (2020年4月28日 7時) (レス) id: 328722ebc8 (このIDを非表示/違反報告)
きのみ��(プロフ) - コメント失礼します。何期生っていのは数字が小さいほど昔からいる人って言う意味だと思うのですが、どうでしょうか違うのであれば無視していただいて構いません。楽しく読ませていただいております。 (2020年4月27日 23時) (レス) id: b48d9d3d8e (このIDを非表示/違反報告)
シアン - めろんさん» コメントありがとうございます！！そう言って貰えて凄く嬉しい限りです！！更新頑張ります！！ (2020年4月24日 13時) (レス) id: 328722ebc8 (このIDを非表示/違反報告)
めろん(プロフ) - コメント失礼します。令嬢などの物語すごく好きなので楽しく読ませて頂いてます!!これからも楽しみにしてます！頑張ってください!!! (2020年4月24日 12時) (レス) id: b72cb29b71 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シアン | 作成日時：2020年4月2日 13時
