ドラゴンとエルフ【オリジナル】

人間のとある発言 ページ5

「おい、そろそろ寝ろよ」

『眠くないもーん！』

「知らねぇよ…んなこと」

『ま〜別にい〜じゃん〜』

「だからってゴブリンの骨を回して遊ぶのやめろよ…当たるといてぇんだからな…」

『ドラさんの鱗硬いし〜大丈夫〜』

「いてぇんだよ…普通に」


暇な時はゴブリンの骨をお手玉みたいにして遊ぶのです

たまに…いや…３回に１回は失敗してドラさんに当たるけど

鱗硬いから大丈夫なはずなのに！

痛いとかおかしいの〜

眠くないし！

寝たくないも〜ん…


「『寝たくない』と言いつつ寝るんだな…オメェ…」

『へへへ…』

「…ったっく…憎めねぇ奴…」



翌日…


『ドラさんおはよー！』


今現在、トランポr…ドラさんのお腹の上で遊んでます！

たまに早く起きるからね〜

ドラさんが寝てる時はよじ登ってジャンプできるんだな〜


「うっせー…後トランポリンやめろ」

『えー』

「『えー』じゃねーんだよ」

『チェッ…ということで今日はスノウさんのとこいってきま〜す！』

「どういうことでだよ…わーった」


なんかね〜ドラさんがこの前雪ん子みたいな

グリフォンの羽で作ったポンチョを着るんだよ〜

めっちゃ暖かい！

スノウさんのいるところは寒いから

これくらいが丁度いいの！

そして歩いて数十分


『スノウさ〜ん‼』

「あらAちゃん、久しぶりね♪相変わらず雪ん子見たいね」

『ふふふ〜でしょー♪』


スノウさんは氷の息を吐くことができて

いろんなものを凍らせちゃうんだよ！

前お花を凍らせたら、ずーっと枯れなかったんだよ‼凄いよね‼


「ここら辺にいるかな？」

「知らないわよ！」


！人間の声がする！


「こっち」

『うん！』


スノウさんが岩の影に隠れるように言ったんだけど

正直、人間を見たい…

って…あっちに行った！

ここからなら見える！


「あ、これドラゴンの骨？」

「でっか！えーまじかー」


あんなとこにドラゴンの骨…しかも中ボスくらいの大きさだよ‼

ドラさんよりは一回り小さいな〜

ドラさんでっかいから！


「こんなの“倒せるかなぁ？”」

「ま、頑張りましょ」


…帰っていった…

人間久しぶりに見た…

ここは村より遠いのにここまで来るのか…

さっきの人間…倒すって…

スノウさんたち…倒されちゃうの…？

人間なんて大っ嫌い！→←妖精さん

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