惑わせる彼Ⅴ【紫】 (ページ13)

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これで、当日シフトに被る人には着々と聞けたな
あとは、岩本君とラウ君

それとー

深澤先輩。

ラウ「Aさんっ！明後日のおやすみ、お暇ですか・・・？」

『ん？予定は特にないよ、どうしたの？』

ラウ「康二君のとこのカフェ、行きませんか？俺と二人で！」

『あのカフェ！私も行きたいなって思ってたの。行こ！』

ラウ「やったーーーー！Aさんとやーっと、デート！」

なんだか1日そわそわしていたラウ君からの提案は
以外にもカフェへのお誘いだった

そろそろ、期間限定のケーキが気になってたんだもん。
あそこのカフェのケーキまた食べたいなぁ・・・。

『じゃあ、駅前にこの間と同じくらいの待ち合わせでいい？』

ラウ「うん！楽しみにしてます！あと、ほかの人には内緒。特にしょっぴー！」

『財布って言ってたのに？いいの？(笑)』

ラウ「今回は二人っきりがいいーのー！！！」

あくまでも二人きりを強調してくるラウ君があざと可愛い
私自身、どんどん後輩に甘くなってる・・・自覚はある

『じゃあ、内緒。楽しみにしてるね？』

ラウ「俺も、Aさんとのデート楽しみにしてますね♡」

急遽決まった、ラウ君とのカフェデート
何着ていこうかな、この間目黒君とラウ君に貰った服がいいかも？

・・・・・・・・・・・・・・

『あれ？私、遅刻しちゃったかな？』

ラウ「まさか！俺が先に来て待ってたの！」

『寒くない？大丈夫？ラウ君』

ラウ「ぜーんぜん！！！だってこの間めめに、先に待つのがあたりまえだって。」

『紳士だね(笑)さっすが。』

ラウ「今日はカッコいいラウールで、Aさんに会いたかったんだもん。」

『いつもラウ君はカッコいいよ？』

ラウ「へへっ、嬉しい。じゃあ電車乗りましょ！」