Dreamin'_#8

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RENJUN side












『へえ、一番下の子は日本人なんだね』


JN「ふうん」











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なーんか、モヤモヤする。


多分これは絶賛両思い中のジェノだけでなく、


ジェミンもヘチャンも…俺も、みんなそう。













JM「楽しみなの？」


『うーん、楽しみと言うか…まあ、そうか？』


HC「あんま浮かれんなよ〜」


『いや別に浮かれてるわけじゃないけどさ』












距離は取りたいから、絡みは程々にする、と


Aは調べていたスマホを閉じて言った。













まあAだって他のグループとの交流は


少しトラウマがあるくらいだし…


大丈夫だろう、別に。














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と、言う考えは甘かったようで。
















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収録自体は、特に変哲もなく、


お互いのデビュー前、直後の経緯を話し合ったり、


ミニゲームをしたり…といった内容だった。














なんならAは、


思ったよりつまらなかったじゃん、と頭を垂れている。













全ての収録を終えたので、楽屋で話しながら、


私服に着替えて、帰る準備を全て済ませた。














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そう、その時だった。















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コンコンっ、とドアがなって、


皆で一斉に振り向く。













JW「失礼します、ENHYPENです」


『あ、はい！どうぞ』













Aの声に、ドアが開いて


七人がぞろぞろと楽屋に入ってきた。













JW「今日は共演させていただいてありがとうございました！」


JN「こちらこそ、ありがとうございました」














また機会があったらお願いします、なんて


ジェノが言ったところで。













何やら、奥の方でモジモジしているメンバーが見えた。


その手元には…ん？見覚えのある雑誌…














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SN「ヒョン…言ってもいい？」


HS「え？ああ、」













すると、ソヌくん…だったかな、


可愛い面持ちをしたその子は一歩前に出ると、


Aの方を向いて少し恥ずかしそうに口を開いた。












SN「…あの、ファンです」


『…はい、？』


SN「僕、Aさんの事ずっと応援してて…！」













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俺たちは空いた口が塞がらなかった。













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