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「お疲れ様でしたー」
次の日、夏休み明け最初の部活はいつも通り行われ、クロ先輩の声が体育館に響くと部活を終えた
私はいつものようにボトルを回収して水道で洗って
「手伝おうか？」
『クロ先輩…』
後ろからかかった声に振り返ればクロ先輩がいて、一瞬止まってしまった手にハッとした
『あ、いえ、大丈夫です』
「そ？」
再びガシャガシャとボトルを洗い始めれば、水飲み場のへりに寄りかかった先輩
『まだ、少し時間ありますけど練習とかしなくて大丈夫ですか？』
「うん。今はAと話したい気分なんだよね」
『そ、そうですか』
「なんかゆっくり話すの久しぶりな気がして」
『確かに』
夏休み最後の合宿は音駒で行われたからお互い忙しくて
でも、それでよかったのかもしれない
クロ先輩とどう接していいかわからなかったから
「夏休み疲れたでしょ」
『まぁそうですね。烏野では清子さんと二人だったので、一人の大変さを実感しました。クロ先輩こそお疲れ様でした。主将も色々大変でしたよね』
「んー、まぁね」
キュッと蛇口を捻って、綺麗になったボトルを入れたカゴを持ち上げれば横から伸びてきた手が私の手に触れる
「俺持ってくよ」
『え、あ、ありがとうございます』
その優しさに胸がキュッとなって
ただ手が触れただけなのにドキドキと煩くて
合った瞳が
伸びてきた手が
頭に触れると思った瞬間ぎゅっと目を瞑った
けれど
「悪ぃ」
頭に触れなかったクロ先輩の手の代わりに耳に聞こえた声
なんで、だろう
なんでクロ先輩がそう言ったのかわからなくて
言葉が上手く出なくて
シンと静まり返ってしまった瞬間
ヴヴッと震えたポケットに、助かったと携帯を開いた
誰でもいい、何か話題を
「赤葦？」
『え！？あ、はい』
クロ先輩の声に見れば赤葦くんからのメールで
なんでクロ先輩がわかったのかわからないけれど
『これから木兎さんのスパイク練に付き合うみたいですよ』
「新学期早々どんだけ元気なんだよあいつ」
『すごいですよね』
笑ったクロ先輩に私も笑った
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成田(プロフ) - かおりさん» こんばんは！コメントありがとうございます！嬉しいです✨結構長かったと思うのですが一気に読んでくださったんですね！ありがとうございます！更新頑張りますので、また読んでくださると嬉しいです✨応援ありがとうございます！！ (6月26日 23時) (
レス) id: 44d50683fe (このIDを非表示/違反報告)
かおり - 最高すぎて三連休を使って一気読みしてしまいました🥹❤️続きが楽しみすぎて楽しみすぎて🥺更新大変かと思いますが応援してます☺️🫶 (6月26日 10時) (レス) @page42 id: c82b12eeb8 (このIDを非表示/違反報告)
成田(プロフ) - ゆんさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけるの嬉しいです✨更新できるだけ頑張ります✨ (2023年2月8日 15時) (レス) @page2 id: 4c44710d84 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - 好きすぎて更新が待ち遠しいです😍😍どのキャラもかわいい🎀 (2023年2月8日 0時) (レス) id: d0dd043faf (このIDを非表示/違反報告)
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